DVをされてもなぜ離婚をしないのか?理由はコレ!
こんにちは!
今回のテーマは、DVをされても離婚に踏み切れない女性たちについて取り上げてみようと思います。
家庭内の夫婦間の問題で、DV(ドメスティック・バイオレンス)の問題はますます深刻化してきています。内閣府の調査によりますと、女性の3人に1人は夫からのDV被害を受けたことがあり、約10人に1人は何回も暴力を振るわれているという事が、発表されました。
そんなに何回も暴力を振るわれているなら、早く別れれば良いのでは?しかも、4割の女性がどこにも相談をしていないという事が分かってきました。
なぜDVをされているのに相談をしないのでしょう?相談や離婚をしたくても出来ない背景があるのです!
相談(離婚)をしない理由
- 子供がいるから
- 結婚を失敗にしたくはないから
- DVをされていることを知られたくはないから
- 夫には自分しかいないと共存関係にある
- DVは毎日されているわけじゃあない。たまに暴力を振るうけど、普段は優しい
- 相談をしたことが発覚すれば、後でひどい制裁が待っていると思うと怖くて出来ない
- いつかは自分の事を理解してくれると思いそれがずっと続いている
この様な理由が考えられます!
相談をすることや、離婚に踏み切れない人にも様々な考えがあり、これはDVの被害に遭っている人の典型的な考えそのものです。
私のDV経験をふり返りますと、まず相談はしませんでした。相談もしないからもちろん離婚なんてとっても無理と思っていました。離婚は考えましたが、現実問題として子供の事と生活の心配が最も大きかったでした。離婚をすること自体「出来ないだろう!」という事で頭はいっぱいで不安だけが募っていました。
でも、たまたま目にしたある雑誌にDVの特集がありました。何気なく目にしたその記事の内容は、まさしく今の私の現状そのものでした。この時初めてDVという言葉を知り、「私はDVの被害に今あっているのだ!」という事に気が付きました。
度重なる暴力や暴言におびえ、誰も味方のいない孤独な日々の中で、現実に立ち向かって離婚をするためにはどうしたら良いのか?すぐに離婚をする方向で行きましょう!と記事にも書いてありました。このことがきっかけで家を出る決心がつきました!
この記事が私の背中を押してくれました。
「もう我慢はしない!」と家をでるための準備をしました。経済的な不安や、子供の事、私が去ったあとはどうなるのか?という夫や舅、姑の心配をしてしまい余計な心配は無用と心に決めて、押しつぶされそうな恐怖と背中合わせにいました。
でも、たった1度しかない人生です。これから一生相手が死ぬまで暴力や支配をされた生活を送らなくてはならないなんて、耐えられますか?
過ぎていった歳月はもう取り戻せないのです。
DVは治らないと言ってよいと思います。DVを受けていたけど、ここ最近は暴力は振るわれなくなったのでDVは治ったのだろう!と安易に考えてはいけません。また必ず暴力を振るいます。今は少し休んでいるだけです。ストレスをためてためて、ある時一気に爆発してDVが始まります。
なので、別居をする、離婚をするというハードルを越えなくてはならないのです。ハードルを飛び越えることにより、DVに対して何とかしよう!という決断が出来るようになってくるので、早期に離婚は出来ないと思っている女性たちのマインドコントロールを解いてあげる必要があります。
DVはエスカレートすると、身の危険にさらされてしまいますので、まずは家を出て、安全な場所に移って下さい。もう暴力は振るわれないのだ!という安心が先です。
それからゆっくりとこれからの事を考えても遅くないので大丈夫ですよ。心配なことは相談をすることで対処できます。
落ち着いた環境で今までの事、これからどうするのかを相談していきましょう!
きっと優しく話を聞いてくれますよ!
DV、モラハラ問題のご相談を受け付けています。
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