DV夫が束縛するワケはこれが原因！
こんにちは！
今回のテーマはズバリ「DVと束縛」についてです。
DV（ドメスティック・バイオレンス）とは、親しい間柄や、配偶者による暴力行為の事です。一般的に殴る、蹴るという身体的な暴力を想像してしまいますが、モラハラ（モラルハラスメント）などの精神的な暴力も、DVであると言われています。
DVにはいくつか種類があります。身体的なDV、精神的なDV、経済的なDV、性的なDV、社会的なDVがあります。このうちどれか一つだけDV被害に遭っているのではなく、幾つかが一緒になっているケースがほとんどだと言えます。
私も長くDVの被害者で苦しんできましたが、私の場合は、身体的なDV、精神的なDV、社会的なDV、後は、子供を利用したDV（子供に触れ合わせないように取り上げる）と幾つものDVが重なっていました。なので、どれか一つだけというのは余り見られません！
DVの種類で社会的なDVとありますが、社会的＝DV、何だろう？ピンと来ない方もいると思います。社会的なDVは強い束縛と関係があります。
社会的DV
- 交友関係を監視する
誰と電話をしたのか？メールは一体誰としているのか？を細かく監視をする。
- 交友関係を断たれる
実家との行き来を制限される、または、疎遠にさせられる。友人との付き合いもダメ。
- 帰宅時間をチエックする
出かけても何時に帰宅したのかを毎日チエックする。少しでも、遅く帰宅をした場合理由を聞き、遊んできたと責められる。
この様に、一切の交流を断たれてしまい、社会的に孤立させられてしまうのが社会的なDVの怖さです！目的は、束縛感が強く絶対に自分に逆らわないようにDVを用いて支配をし、言う事を聞くようにコントロールをして、自分から離れないように、自分の所から、逃げないようにするためです。
社会的なDVをされると、もうDVから逃れることが出来ないのだ！一生このままかも知れない！と思い、無力感と絶望感に心が支配され、暴力を防ごうという事や、暴力から逃げようという意識が失われていくのです！
どのように対処したら良いのか？
社会的なDVは完全に孤立させる行為ですので、まずは孤立しないという事が大切です。表向きには、「孤立しているふり」をしてもかまいませんから、誰か信頼できる人（DV夫に知られていない誰か）を見つけて、逃げた後に匿ってもらえるのか？DVの事を何でも相談が出来るのか？など、協力してくれる人を一人でもいいので確保していきましょう。
オススメは職場内など、夫の目の届かない範囲の信頼できる支援者が良いのではないでしょうか！
以前はDV問題は、家庭内の問題であって法律が関与せず、家庭内のことは自分たちで解決するのが当たり前という風に考えられてきました。DV問題を自分たちで解決するべしと全て任せてしまうと、命の危険により犯罪に繋がる可能性もあり、DV加害者が夫という現状に、被害の実態が分からないという問題点も出てきて、行政、市、DV相談機関など必要になってきました。
DVはただの夫婦ゲンカとは違います。時間がたてば解決する問題ではなく、DVは繰り返されていき、エスカレートしていけばPTSDを引き起こす原因にもなり、最悪命が危険になります！
DVは、離婚の理由として認められますし、離婚をするための時間や手続きや、離婚成立後のトラブルを考えると、離婚が遠い存在になってきますが、まずは、身の安全を考えて夫とは距離を取り、早期に別居をして身を守ることをオススメします。
そして、心身の安定に努めて少しづつ、離婚に向けて動いていきましょう！
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