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DV加害者の心理と最善の対策はコレ!

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こんにちは!

今回のテーマは、DV(ドメスティック・バイオレンス)をする人はどのような心理で暴力を振るうのでしょうか?

見ていきましょう!

 

DV加害者が夫の場合

 

DV加害者と言っても、パッと目には大人しそうで穏やかな風貌。友人もいて子煩悩で仕事も普通にこなしているし、ごくごく普通な人柄と言えます。しかし家庭内では、妻に定期的に暴力を振るっている夫は決して珍しくありません。

アルコールが入ると、怒鳴る、手を挙げる、物を投げつけてくるなど、暴れるタイプもいれば、嫉妬深くなり、電話がかかってくると相手を知りたがり、用件は?と執拗に聞いてきて携帯のメールもチエックし、外出もままならない束縛タイプもいます。会社での人間関係や仕事のストレスを妻に当たって鬱憤を晴らすタイプと様々なタイプがいます。人をコントロールして自分に従わせたいという自己愛が強いとモラハラに繋がっていきます。

 

被害者はどうして我慢しているの?

なぜ家を出て行かないのでしょう?

 

DVやモラハラモラルハラスメント)とは無縁の方は被害に遭っている人が理解できないと思うでしょう。

 

加害者の心理

 

  • 妻を教育している

妻は自分のいう事を聞かないから叩いている。叩かれないと分からないからと平然と言う夫もいます。児童虐待をする親と同じで「躾のため」と共通しています。

叩いて自分のいう事を聞かせる手段として暴力を使っているという事です。

  • 理不尽な事を「やれ!」と言われた妻は「そんなことは出来ない!非常識な事は出来ない!」と拒否をして夫に従う事はしませんでした。夫はカッとなり「俺のいう事を聞け!」とバシッと頭を叩きました。

夫の言い分はただ妻が自分のいう事に従わなかったから叩いてしまったと!

しかし従わなかった理由がそこには存在するわけです。何でもかんでも自分には従うべしというわけにはいかないのです。理不尽な事を強要され危険も伴う場合は、従う事は出来ないのです。

 

  • 男尊女卑の考え

夫に妻は従うべきという考えが根底にある方が多いように見えます。

では、亭主関白の人は暴力的なのでしょうか?

これは違います。一般的な社会通念からはDVに繋がりやすい可能性はありますが、亭主関白=DVではありません。

人を支配、所有したいと思い妻を縛る=いつ妻は自分から逃げ出すのか?を恐れているのです。

精神的な脆弱さゆえに、パートナーを自分の思うままに支配していることで心を保っています。

なので、パートナーが自分の元から逃げた事を知ったら、泣き落として戻ってくるように仕向けてきます。悪かった!反省している!今までのお前の頑張りに感謝している!

子供もお前が出て行って泣いている!子供のためにも帰ってきてくれ!と次々に思ってもいない事を言ってくるでしょう。

それでも戻ってこないと分かったら、態度を一転して妻への怒りとなって反撃に転じます。ほとんど憎しみと言ってもいいぐらいの感情を表してくるでしょう。

とにかく執着心で妻の居場所を草の根を分けて見つけ出してくるケースもあります。こうなってくるともう愛されているのではなく、執着でしかないのです。

 

  • コミュニケーション能力が低い

妻を自分の支配下に置く事で、相手が離れていく恐怖を解消しようとしています。

支配し暴力を振るえば、相手とコミュニケーションをとってお互い理解をして、問題があれば一緒に解決方法を模索していくという関係を作るのは、DV加害者からするとめんどくさく、回りくどいやり方になるので、いとも簡単な方法をとるのです。その方が強く相手を思い通りに従わせる事が出来るとよく分かっているのです。

何か問題が発生するとします。普通ならば「なぜ、そうなってしまったのか?」と妻に問いただしますが、DV加害者は理由を問いただしたりはしません。会話をするよりも先に問答無用に暴力を振るいます。

 

  • 被害者に依存している

夫自身の生活の面倒はいつも妻任せと言ってもいいでしょう。

全くと言っていいほど手伝わないDV加害者は多いと言えるでしょう。

妻が具合が悪くなり寝込むと、看病しないで怒り出したりも。暴言を吐き暴力を振るうのはよくある事です。自分勝手な甘えがあるのです。些細な事にもストレスを感じるとイライラが暴言や暴力に繋がります。自分勝手さと、感情をコントロールできない未熟さなのです。

 

  • 自分に従わせる方法が暴力

力の強い者が力の弱い者に対して言う事を聞かせる、最も簡単で手っ取り早い方法が暴力です。余計なコミュニケーションをとる必要はいりません。従わなければ殴る。

この場合自分の振るった暴力がこの後どのような影響を及ぼすであろうという事までは、考えていません。夫婦間に亀裂が入る深刻さには頭が働いていないという事です。

行動は非常に短絡的かつ幼稚です。

自分の行っていることに対して周囲の者が泣いている!悲しんでいる!苦しんでいる!なんて露ほども思ってはいません。だから平気で笑っていられるのです。

自己愛が強いタイプだとこの傾向は強くなっています。

 

最善の対策はあるの?

 

離婚するのならば早期にした方がいい。第二の人生を歩んだ方がお互いのためであり、子供もその方が後々幸せになる!という意見もよく聞きますよね。

DVやモラハラがある夫婦関係は不安定なのです。第一土台がぐらついていては砂の上に建てた家と同じです。いつ壊れて崩れてもおかしくないのです。

加害者側はいつ相手が自分の元から去っていくだろう?という不安が心に潜んでいます。

上下関係のない相互的な関係。コミュニケーション能力もある程度は必要になってきます。共感する力を養う事も大切です。自分を信じ他人も信じお互いに認め合う事も大切です。

暴力を振るえば夫婦間が良くなるなんてことはありません。

DVがあると夫婦円満にはいかないのです。例え妻が逃げ出さなくても、DV夫のそばにいては精神面での安定は得られません。いつまたDVが始まるのだろうかとビクビクして毎日を過ごさなければなりません。

 

  • 最善策は?

 

身の安全を確保してください。自分の身を守る事をまずは最優先にしましょう。

身を寄せる場所を見つけて下さいね。とにかく離れることをまずは目指していきましょう。暴力をいつ振るわれるか分からないなら、同じ空間にいることも怖くて仕方ないでしょう。

子供の問題、生活問題もありますが、まずは身の安全を確保して、逃げ込める場所を見つける事。そしてDV夫から離れる事。離れないといけません。そして落ち着いた環境でこれからの事をゆっくりと考えましょう。

 

 

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