DV夫のよく言う言い訳はコレ!
こんにちは!
今回のテーマは、DV夫のDVをしたことに対する言い訳をまとめてみました。
DV(ドメスティック・バイオレンス)は社会で広く認知され、「DV」という言葉が当たり前のように使われ耳にすることも多くなりました。
近年、DVの相談件数も増えてきています。しかし、DVによる検挙件数は年間2000件前後です。本来傷害や殺人未遂で立件されるべき事件が、されていないのも今の現状です。やはり、DV=家庭内の個人的な暴力なので、個人間、家庭内で解決をするのが望ましい、他者の介入は、するべきではないという考えがあるからではないでしょうか?
なぜDVは多いのでしょうか?
それは力のある所にDVは起きるからです。男性~女性へと向かいます。
一般的に、男性の方が肉体的、体格的にも力が強いし、経済的、社会的にも力があります。今の社会は、男性が女性よりも大きな力を持っているのです。
暴力はいけない事。でも、多少の暴力は致し方ない。言う事を聞かない者には、殴って分からせるのも必然。という考えの人もいます。
暴力を振るう事に、条件や理由をつけて暴力を許してしまう考えが広く浸透していて、その考えをひっくり返すのは簡単な事ではないのです!
DVを減らすことも簡単な事ではないでしょう!しかしどんな理由があっても暴力は許される事ではないのです。これを一人一人が心に刻んでいくしかありません!
DVで離婚を前提にして何かしらの行動を起こすのは大切です。
いざ離婚調停、離婚裁判の時のDV夫のよく口にする苦しい言い訳を挙げてみました。
DV夫のよく言う言い訳
- 暴力は振るっていない
必ず言います。なのでDVの証拠が必要になります。DVをされてケガをした写真、病院に受診して発行してもらった診断書、DV日記、DVの様子を録画、音声を録音など、より具体的な物が良いでしょう!
- 無断で出ていったことへの文句
勝手に家出をしてこっちは困っている。なんだか分からないけど勝手に家出をされた。
この様に主張しますが、理由もなしに家は出ないですよね。DVがあったから家を出たんだ!という事に考えは及びません。
- 直接会いたい、話がしたいと要求する
直接話すことなんてもうないのに、弁護士では話にならないから、本人を出せと言う。
- 自分は悪い事をしたと思っていない
自分の何が悪いのか本当に理解出来ません。DVに限らずモラハラでも、同じです。悪いことをしていたとは思っていません。
- 妻は自分の都合の言い話をでっち挙げている
DV夫は、妻は自分の好きな事をするために思い通りに振る舞いたいがために、離婚を要求している。自分と一緒にいるとそれが出来ない、自分が邪魔なんだ!と言う。
- 妻の居場所を教えろ
とにかく連絡を取りたがります。会いたい、話がしたい、居場所を知りたいはDV夫のよく言う言い分です。
- 妻は騙されている
第三者の口車に乗らされて良いように操られているので目を覚ましてあげないと。
実家の両親の言いなりになっている。実家が悪いと非難をする。
DV夫はこのように常識では信じられない考えに固執していて、こちらの言うことには耳を貸さないDV夫も多いのです。DVによる離婚が成立まで時間がかかり、精神的にもしんどくなるのはこういう事も一因になっていると思います。
だって、どう考えたって話がまともに通じないのですから!
私もDV夫には裁判時には困りました。ああ言えばこう言うで離婚を回避しようとしていました。担当の弁護士も裁判の度にぐったりしていました。
DV離婚って大変なの?時間がかかるの?
その人にもよりますし、一概には言えませんが、一般的に離婚は成立しますし、暴力から逃れることがまずは先です。
大切なのは、DV=離婚ではなく、男性が女性に暴力を振るうのは許されないという事です。
とにかく暴力はいけません。振るわれて良い暴力なんてないのです!
一人一人心に刻みましょう。
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