DVシェルターに入所後の郵便物はどうなるの？
こんにちは！
今回のテーマは、DV被害に遭いシェルターに避難が出来た後のその後の心配についてどういう対応になるのか？考えていきたいと思います。
まずは、自分宛ての郵便物、離婚調停や、裁判の手続きをしている場合の裁判関連の通知はどうやって受け取ることが出来るのでしょうか。普通は、自宅に郵送されます。
でも、DVシェルターに入所していて、もうその自宅には戻らない、戻れない可能性が高い特は一体どうしたら良いのでしょうか？
もしDVをしている夫側が、子供に会いたいと面会交流調停を起こした場合は、その期日の通知の連絡は自宅に届きます。でも、あなた本人が通知を受け取らなければ、手続きは出来ませんし、勝手に手続きも出来ません。調停が進んだりもしませんので、心配はいりません。
自分宛ての郵便物を安全に受け取る方法はあります。特に大事な内容の郵便物は、心配ですよね。
あらかじめ、郵便局に出向き、郵便局の転送届に実家、信頼できる友人知人宅の住所を記入し窓口に提出します。この時に実家にいる方や、友人知人の方には、郵便物の受け取りを承諾してもらいましょうね。そうすると夫側（自宅）には郵便物は配達されません。
家を出た場合、夫側が実家や友人宅に押しかけてくる心配があれば、そのことについても理解をしてもらってください。夫からのDV被害に遭っていることを、正直に話しましょう。最初は信じてもらえないかも知れません。
「まさか、あの人が暴力を振るうなんて信じられない！」いつも、優しく人当たりにいい旦那さんとDVと実際の人柄が結びつかないでしょうが、今の現状を理解してもらいましょう。
そして一人でも多くの理解者を作っていきましょう。もう誰にも暴力を振るわれることのない生活を確保するために、もう少し頑張って進んでいきましょう。実家にいる方や、友人知人の方には、うっかり避難場所を話してしまうことのないようにお願いをしておきましょうね！
シェルターから出てからは弁護士に相談をしましょうね。これからの事を考えて、あなたが離婚調停や、婚姻費用分担請求を家庭裁判所に申し立てをしたら、あなたの連絡先は非公開とすると裁判所には伝えておきましょう！
後は、夫側からの接触をされないように注意しましょう。居場所を特定されないようにする、居所が知れた場合は「子供に会いたい！」と、面会を要求してくるかも知れませんが、今までのDVの経緯を考えると、すぐには対応できないでしょうから、弁護士を立てて進めていきましょう。
あなたが直接夫に話をしなくてもいいのですよ。自分の考えで行動しなくても、弁護士に相談や指示を仰いでください。あなたの味方になって貰えますし難しい裁判の手続きもしてもらえます。
私は、DVから必死で逃げて避難先でもしばらくは不安でいっぱいでした。何もかもが心配でどうしたらいいのか、分からないでいて放心状態でした。
でも、この時辛いDVとモラハラDVから解放されたんだという事で涙があふれて止まりませんでした。支援をしてくれた人の紹介で弁護士に今までのDV被害を話して、ここでやっと「理解者を得られた！これで離婚をすることが出来る。自由になれる！」とすごく安心したのです。
なので弁護士は法律の専門家なのできっと力になってもらえますよ！
DVに悩んでいる方や、モラハラでつらい思いをしている方は、早く今の現実から抜け出しましょう。
抜け出すことは、最初は怖くて不安でしょうが、いつまでも不安が続くのではありません。DVがずっと続くことにより生命にも危険が及ぶかも知れません。
まだ、大丈夫だろう！や、いつかDVが収まるだろう！では遅いのです。
あなたの心と身体の安全を確保しましょう！
DV、モラハラ問題のご相談を受け付けています。
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