DVと二面性との関係はコレ！
こんにちは！
今回のテーマは、DVと二面性との関連を考えていきたいと思います。
本来、暴行や傷害といった暴力は犯罪行為ですが、DV（ドメスティック・バイオレンス）はずっと、家庭内の個人的な問題だから、犯罪行為には当たらないということで、特別なことではない思われてきましたが、年々深刻化して、「自分だけは大丈夫！」「DVなんて無関係だわ！」なんて確実に言い切れない位、DV被害は増えています。
いつも優しい夫だったのに、ふと気が付いたら暴言を吐かれて手も挙げられていた！というと生活は一変するでしょう。DVを軽く考えていると、どんどんエスカレートしていって、最悪命の危険にも関わっていきます。
DVは他人に知られることが少ないという一面があります！被害者が誰かにDVをされていることを話さないとDVはいつまでも続きます。
DV家庭は、外見はごく普通の円満家庭に見え、周囲の人はDVがあるなんて知らない場合がほとんどです！DVはなかなか相談しづらい内容でもあり、自分では解決できず、DVがどんどんエスカレートしていってしまうケースが多いです。
DV男性は表の顔と裏の顔があり、それらを使い分けDVに用いています！
DVの二面性
- 家庭内の顔
妻よりも母親重視で何かというと母親に伺いを立てたり、母親優先にするマザコン体質である。
ストレスが溜まったり、イライラすると暴力を振るって発散する。
家事、育児は全く手伝わない。女の仕事だと思っている。
暴力を正当な事と思っていて妻がどんなに虐げられていようとも、当然だと主張する。
- 外の顔
優しく穏やかでいい夫だと思われている。
近所でも評判のイクメン！（でも実際は正反対）
職場では仕事熱心だと思われている。
この様に家庭と社会と二通りの人間性があり、身近な人でも分からず、DVとあの人がどうしても結びつかないと驚かれることもあるでしょう。
DVでも、この二面性が発揮されて、暴力と優しさを繰り返し用いてDVをした後、休止期間をはさみ、平穏で穏やかな時期を設けます。
なぜなら、ずっと暴力を振るっていたら逃げ出したり、警察に駆け込まれたら終わりだという事は自覚があり、そういうところは周到ですから、DV～休止～DV～休止と、逃げないだろう寸前でDVはやめます！
でも、必ずまたDVは再開されます！悪循環のまま、暴力はやがてエスカレートしていくでしょう！
二面性は人間としてもそうですし、DVにも、二面性を上手に使い相手をコントロールしています。結婚をする前の段階（お付き合いをしている）ですでに、DVみたいなことをされている場合は、結婚をしてからDVが改善されることはないと思います！
DVは加害者や、被害者もDVの自覚に乏しいために表面化せずに、潜在的にDVが刷り込まれていき、DVから逃れる気力が奪われて行ってしまいます。
DV被害に遭っている。DVが以前と比べるとエスカレートしてきている。DVの始まる間隔が短くなっている。刃物を振り回して脅された。DVをされても家族が味方になってくれない。または一緒になってモラハラDVをしてくる。
この様なDV被害に遭っている場合は、危険信号が灯っています。
「まだ危険なんて・・・そんなことはない！」と思っている方ほど要注意なのです。
ひどい暴力で体中キズだらけで、外出も出来ないほどの暴力を振るわれるケースに発展する危険度は高いと思います。
DVを公表することは確かに勇気がいることです。でも、勇気がDV問題の解決の糸口にもなるのです。
DVの心配がなくなり、子供と一緒に暖かな暮らしが出来ますように切に願います。
DV、モラハラ問題のご相談を受け付けています。
まずはお気軽にあなたのお悩みをお聞かせください。
