ピーターパン・シンドロームとマザコンの関係性！
こんにちは！
今回のテーマは、ピーターパン・シンドロームについて見ていきたいと思います。
ピーターパン・シンドロームとは？年令や見た目は大人でも、言動や中身は子供のような人の事を言います。これは潜在的にいつまでも子供のままでいたいという気持ちを持っていて、いつまでも少年のような人がいい！と言う女性もいるくらいですが、問題点も多く影響も出ています。
どのような影響かと言うと、ピーターパン・シンドロームの方は感情のコントロールが上手くできずに、気に入らない事があるとすぐ顔に出したり、時には怒りを突然爆発させたりします。内面は大人へと成長していないのですから、周囲は戸惑ってしまい理解できないと対応に困る局面を迎えることになってしまうでしょう。
男性と女性では圧倒的に男性が多く、マザコン男性はピーターパン・シンドロームであることも珍しくありません。何かの課題や選択しなくてはならないときに、母親の判断を仰ぎたくなる衝動に駆られるマザコン男性はまさしくピーターパン・シンドロームなのです。
主な特徴はあるの？
- 男尊女卑の考えを持っている。女性はこうあるべき！と言うこだわりが特に強い。
- 感情のコントロールが出来ないので、忍耐がなく、怒りを爆発させてしまう。
- 女性に対してコンプレックスがある。女性の対応が苦手で付き合い方を知らないので束縛してしまう。
- プライドが高く負けるのが嫌い。
- けんかや言い争いになっても絶対謝らない。
- 自分の考えは曲げないし、例え間違っていても正当性を貫き通す。
- 何かあると他の人が悪いと責任転嫁をする。
- 母親の手料理が大好き。
- 自分の母親と妻を比べたがる。
- 妻になる人は家庭的な女性じゃないと失格だ。
- 子供の頃に両親の不仲を見ている。
- 母親に甘やかされていた。
この様な特徴があります。
こういう男性は結婚をしても、妻子や家庭はとても守れません。それに妻子よりも友達を優先します。例えば、子供が高熱を出して寝込んでいる。妻は医者を受診したり看病に追われていても、自分は平気で深夜まで遊んで居たり、家に友達を連れてきても、友達と話してばかりで、妻の事は放っておくという男性も、ピーターパン・シンドロームの傾向はあります。人間関係では、ストレスを溜めやすく上下関係がある目上の人は苦手で何事にも対等な関係を好みます。
妻に望んでいるのは、優しく包んでくれる母性なのです。掌のひらでころころと自由に好きなように振る舞っているのが一番安心するのです。そこは男として父親としての責任もない世界なのです。
では原因は？
一番の原因は、幼少期の家庭環境です。ほとんどがマザコンです。
中流家庭で父親は仕事人間で家にはあまりいなく厳格な性格で、母親は専業主婦の家庭が多いです。
子供は過保護に育てられ、父親が不在であったために、人間性の学習を父親を通して男の子は学んでいくものなのですが、その過程を通過していないのです。見本となる手本となる父親がその任務を果たしていない家庭で育ってしまうと、精神年齢はおよそ12才～15才くらいで、心の成長過程はストップしています。どうしても見かけは大人なので大人として見てしまうから、成熟した女性は、彼らに理解できないところが多く、非常にとまどい違和感を感じてしまうのです。
DV、モラハラ、ピーターパン・シンドローム・・・これらに共通する点はやはり幼少期の家庭環境に問題点があると言う事です。子供は親を選ぶことは出来ませんし、自分がその環境を望んではいないだろうに気の毒な一面もありますよね！
一人一人の人間形成の期間、産声をあげた時点からもう人としての人生は開始されています。きちんとした家庭環境の元で子育てをし、親も人間形成の必要性も求められています。親から～子へと物の考え方、物事の受け取り方、愛情、人を思いやる心など親を通して受け継がれていくのです。子供は何も言わなくても親の全てを見て真似をしています。人を思いやる心・・・これからも与えていき育んでいく事が大切だと思うのです。
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