夏子占い - DV・離婚問題で悩んでいるアナタをタロット占いで幸せに導きます。

DV(ドメスティック・バイオレンス)による離婚裁判の経験者だから語れる・・・まずはアナタの辛いお気持ちをお聞かせください!

DV被害者は幸せになれるのか?

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こんにちは!

今回のテーマは、DV被害から逃れた後のこれからの生き方について!今の生活を変えて幸せになれるのか、先が全く見えてこない方のために見ていきましょう。

 

場合によってはDV加害者と決別するのに、長期戦を強いられる場合があります。加害者はなかなか別れる事を認めない場合が多く、執着心は人一倍です。

被害者が自分から家を出て行ったのは、妻から見捨てられたと思っています。一転して被害者の立場に身を置く場合も。子供を抱えてやもめ暮らしではプライドが傷つくなど、色々言ってきます。妻は自分勝手に家を出て行ったんだし、妻からは精神的な損害を与えられたと思っているので、その穴埋めにとんでもない金銭を逆に要求をしてくるとんでもなくズルい夫もいます!

 

心や身体への影響は?

 

以前も記事にしたと思いますが、完全に決別出来たからめでたし、めでたしでは終わりません。人生で一番幸せな生活を送るはずだった時期に、人として扱われなかったという経験は心と身体に大きな影響を与えます。

 

私の経験を挙げてみますと、最初はホッとします。

もう暴力は振るわれないんだという安心感!

でも次第に不安や心配が頭を支配してきます。

これからの生活。金銭面での心配。子供の事。夫とは離婚できるのか?夫や義母が探し出して連れ戻されるのではないかという恐怖。外出すると見つかってしまうのでは?と怖くて家から出れない。暴力を振るわれた場面やあらゆる暴言が蘇ってきて、相手から言われたことやされたことが頭から離れなくて泣いてしまう。気持ちが落ち込んでしまう。夜眠れない。涙が止まらない時がある。

 

この様に様々な形で不調は襲ってきます。もちろん、人それぞれ違います。置かれていた環境や立場、DVの種類、家族との関わり方、孤立していたのかなどでも本当に千差万別なのです。私は皆さんに発信する側だと思っているので当時の事を伝えます。

 

私の場合は、とにかく食べていかなくてはならないので、仕事はしなくてはなりませんでした。精神的な不調を抱えながらも、自分に出来そうな仕事を二つ掛け持ちしました。午前に一つ午後からもう一つ。

今思うと、もう少し心身が落ち着いてからの仕事復帰が良かったのかも知れません!

DV夫との離婚をするにしても、弁護士に相談するにもお金がいりますので、とにかく必死でしたね!

 

この時、今と違ってネットが普及している時ではなく、とにかくDVやモラハラについて情報が入ってきませんでした。DV被害者なのは理解できていましたが、離婚の時に担当して頂いた弁護士から初めて肉体的な暴力以外にも、精神的な暴力もある事を知り、モラハラモラルハラスメント)と言う言葉を知りました。

弁護士は仕事柄、私と同様の被害者を多く見て来て、被害に遭っている方がとても多くいるという事も知りました。

私がこんなに辛いんだったら被害に遭っている方も同じように辛いんだ!しかも同じような経験をしている!何か自分に出来ることはないだろうかと!

私がDV被害者だと気が付いて離婚のために行動を起こすきっかけになったのも、ある雑誌のDV特集を目にしたからです。

自分がDV被害者なのだと自覚が出来た事。DV被害から逃れることが出来る事。離婚をするのが一番の近道だという事。これらを知ったことで、自分が変われるのではないか?自分の人生は自分で決めていいんだと勇気を貰えました!

同じように私の発信する言葉が、DV被害者の方に前に進めるきっかけになるのではと思ったのです。些細な事しか出来ませんが、最初の一歩になればと思っています!

 

辛かった経験をオープンにする事は、はっきり言って勇気がいりました。

DV被害者を偏見の目でとらえる人もいて余計に傷ついてしまったりもしました。一人一人の状況は違うのに、何も知らない人達が口を挟んできて状況を複雑にしたりもあり、その人たちは皆一様に「常識では~!」「普通では~!」というのです。それに当てはまらないからこうしているんです!弁護士にDV問題や裁判関係は一任しているので、私からは特に何も言うことはないのです。

 

理解してくれる人には理解してもらえると思うのです。自分にとってみんなすべての人に自分の事を分かって欲しいなんて思いません。自分の周りの大切な人達に分かってもらえればいいと思うのです。気持ちにブレはありません。

 

転機は

 

再婚したことです。今一度子供を産むことが出来ましたから、これは大きかったでした。いくら精神的にも辛いからと言って泣いてばかりでは生きていけないし、子育てにもよくありません。

幼少期から大人びていて大人と同じように扱われて、常に完璧を求められてきたせいか、家事や育児にもちゃんと出来ないといけないという固定観念に縛られていたのですが、疲れた時は身体を休め、きちんとできなくてもそれはそれでいいと楽に思えるようになりました。

子供が笑っていれば一緒に笑い、子供がお昼寝中は家事を済ませて一緒に添い寝をするそのひと時に幸せや安らぎも知りました。子供から教わることもあると知りました。のびのびと成長してとても優しい子に育ちました。将来の目標に向かって真っすぐに進んでいて夢を持ててるようで、これで良かったんだなと思っています。

以前の生活では考えられなかったことです。

 

楽しむ心を大切に

 

今DVやモラハラ被害のトラウマ(PTSD)に悩まされている方は、絶対に無理はしないでください。自分の心と仕事や子育てとのバランスをしっかりと取って下さいね。

辛い時は辛いでいいのです。その辛い気持ちは絶対に抑え込まない事。辛くて当然なのですから。時間がかかってもいいので精神面でのケアは忘れずにして下さい。

 

私はずっと趣味を持てませんでした。趣味を楽しもうとすると、自分自身を完全否定され、母親失格と言われ、そんなことをする暇があるんなら子供の面倒を見ろ!と蔑まれ何をするにも否定され、自分の時間すら持てませんでしたから、趣味を持って楽しむなんてとても出来ませんでした。

元々読書や手芸、温泉巡りやドライブも大好きでしたが、あらゆることが制限されていましたから、今、そういう自分のしたい事が出来る喜びは何物にも代えられない喜びなのです。

子育て中の方は子供が寝た後の、わずかな時間でも、自分の趣味の時間として楽しむひと時を持ってください。好きな飲み物を用意してのんびりとDVDを見てもいいでしょう。今までしていて途中で断念したことや、好きだったことを改めてもう一回始めてみるのもいいと思います。食べたいものをレシピを参考に作ってみるのもいいですね。今はネットでも料理のレシピはたくさん見ることが出来て便利になりましたよね。

 

今を楽しんでください。自分の気持ち次第で幸せになれます!

過去にはタイムスリップは出来ません。いくらあの頃に戻れたら・・・と思っても、もう戻れないのです。だったら出来ない事をいつまでも思っているより、今出来る事や、これからの事を考える事の方が大切なのです。これからもずっと生きていかなくてはならないのですから。

 

 そんなことを言ってはいますが、被害者の方も私自身も、心に癒えない傷を抱えてしまっているので、そう簡単には治りません。私は、見た目にはごく普通の生活を送ってはいますが、ふとした拍子に過去の事が蘇ってきます。「あんなことされた!あんなこと言われた!」等。大抵辛い事がほとんでして。私も普通の生身の人間なのです。

進んでいく過程はもちろん人それぞれ違いますが、日々過ごす時間を大切に。しんどくなったら休憩を取り自分を大切にしましょう。出来なかったら、出来る時にすればいいのです。自分を決して追い込まない事。

 

自信を持って自分を好きになる事。自分を好きになれなくってもそれはそれでもいい!自分を認めてあげて!

 

 

DV、モラハラ問題のご相談を受け付けています。

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HSPって何?詳しくはコレ!

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こんにちは!

今回のテーマは、ストレスとHSPの関係です。

 

前回の記事に書いたある方の訃報。

大分精神的には落ち着いてきました。

人がいなくなっても、日々の日常は過ぎていく。そこには普段と変わらない日常があります。落ち込みはしましたが何とか生きていました。

ただ今まで興味を持っていたことに興味を失ったり、何かどうでも良くなってしまったり、心の変化はありました。

 

本当の私は、精神的には強いのですがストレスにはめっぽう弱いんです。ストレスに対しての耐性が低くて、日々のストレスも人より敏感に感じます。人に頼ることも苦手なのです。ずっと一人で我慢してきたり、乗り越えたりを繰り返していたら辛いことは全部一人で背負ってしまう。人に辛いとか、苦しいとか、思ってもなかなか言えなくなっているのです。これも私がアダルトチルドレンがゆえに、親に甘えたり出来なかったのも関係していると思います。

 

人によって気になる事は違いますよね。私は人よりもいろんなことが気になってしまうのです。些細な事にも常にアンテナを張り巡らせているようで、周囲のポジティブなエネルギーも、ネガティブなエネルギーもスポンジのように吸収してしまいます。

私のような感受性の強い人をHSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)といい、人一倍繊細な人なのだそう。

よく分からない人のために簡単に言いますと、HSPはその人の気質です。精神的な病でもありません。

たまにふらっと一人になりたかったり、テレビドラマで感情移入して涙したり、人ごみにいるとぐったりと疲れたり・・・そんなあなたも私と同じHSPかも?

 

HSPとは?

 

感じるアンテナが高く人より多くの物をキャッチしてとても繊細な人です。

人の言動や感情、その場の雰囲気などの些細な事を無意識に感じ取り、ストレスを感じやすいのです。5人に一人いると言われています。結構多いかも。まあこれもその人独自の個性なのです。

 

4つの性質

細かく診断チエックはありますがここは簡単にします。

 

①物事を深く掘り下げて考える

②あらゆる刺激に敏感

③共感力が高く感情の反応が強い

④アンテナを常に立てていて刺激や物事を察知している

 

当てはまる方もいるでしょう。意識的にしろ、無意識的にしろ本当に疲れてしまい、一人になれる空間を大切にしましょう。ストレスが一気に爆発してしまわないようにね。

 

多人数の場では、人の言動や表情など一度に多くの刺激を一気に受けてしまい、そのため何もできなくなったりして「なんで私ってこうなんだろう」と必要以上に落ち込んでしまったりも。

昔私は会社の飲み会の席で、上司や先輩や同僚と上手く立ち回ることが出来ず、一体何を話せばいいのか分からず、でもその場の雰囲気を壊すことは出来ない。一人浮くことは許されない!何か話さないといけないだろうと内心は思っているのですが「どうしよう!」と焦り、結局上手く会話も出来ずに落ち込んでしまい、同じ同僚たちは会話も弾んでいたのを見ると「なんで私は・・・!」と落ち込んでしまっていました。

 

同じ思いをしているHSPの方!

大丈夫です。「聞き役」に回りましょう。自分で聞き役に徹することで、相手が求める返しが出来たり、一緒に共感も出来て、話せない気持ちが苦にならず楽になりますよ。

HSPは、相手の発する声のトーンでも、相手の気持ちが分かってしまいます。

相手のイライラが自分に向いていなくても、その怒りや悲しみまで無意識に感じて疲れてしまいます。

どんだけ敏感なんだ!HSPは!

 

人見知り

 

HSPは人と馴染むのに時間がかかるようです。第一印象は?悪く思われてしまったら?HSPは不安なのです。

私も学生時代に人見知りを経験していて、クラス替えがものすごく心配だったりして苦労しています。私のように親がネグレクトだったり、虐待を受けていた方は特に感受性の強い大人になる傾向があります。

トラウマを抱えた子供は、自分が家族にとって必要ない存在になったように感じています。さらに、子供が抱える繊細な心を世の中は理解してはくれません。なので必然と自己肯定は低くなっていきます。

 

知覚が敏感

 

人ごみの話し声、騒音、明るい光は苦痛なのです。温度の変化にも敏感なので、エアコンが苦手な人は多いでしょう。耳から入ってくる音や振動にも敏感です。

私は車の排気ガスも嫌いです。まあ、排気ガスが好きな人はいないと思いますが、人工的なものが苦手なのです。

例えば香水。風に乗って強い香水の匂いがすると「うっ!」となりますし、コロンさえ無理!年配の男性の頭の匂いも無理です。昔流行ったヘアトニックの香りをイメージしてしまい生理的にどうも苦手なのです。

いいなと思うのは石鹸の香り。草花のほのかな匂い。赤ちゃんの口の中のミルクの匂い。線香やお香の匂い。フルーツの瑞々しい香り。

当然シャンプーもボディーソープも化粧品も出来るだけ無添加です。

 

 

私も同様なのですが、HSPは生きづらさを抱えています。この世の中はHSPに合わせて動いてはいません。でもいいじゃない敏感でも。その共感性と感受性を維持していいのです。

HSPは持って生まれたもの。よって変えることは出来ません。

人は強くあれ!甘ったれるな!社会では通用しない!HSPの気質ゆえ周囲に理解してもらえず反対に誤解されてしまったり。

その結果、自分は人とは違うんだ!自分は人と比べると変わっているんだ!と自分を否定してしまいます。

でも自分を受け入れることが出来る時が来ます。それは今ではないかも知れません。もっと後になってくるかも知れません。

 

 

DV夫やモラハラ一家に対しての思いも、ずっと許すことなんて出来なかったでした。このブログ内ではすごく立派な事を記事にしていますが、そんなに私は「出来た人間」ではありません。たまにはおっちょこちょいな事もしますし、ネットには弱く、未だにパソコンやスマホも上手く使えません。

 

私が苦しみや葛藤にもがいていたのは、DV夫やモラハラ一家は許せませんが、一番許せなかったのは自分自身だったのでは。DV夫と付き合っていた頃、すでにこの男の本性に気が付いていましたが、見ないふり、気が付かないふりをしてそのままずるずると結婚してしまった。夫の両親も大っ嫌いでした。正直こいつらと一緒に暮らすなんて一生無理と思ってはいても、結局は同居して虐げられて、家を出る羽目に。

 

最初から上手くいかない事が分かっていたはずなのに!

何よりも相手の言いなりに甘んじてしまっていた自分。DVやモラハラをされていても受け入れてしまっていた自分。相手に依存していた自分。情けなかった自分。

DV夫やモラハラ一家を許せない以上に、自分を許せなかったのでは!

自分をもう許してあげよう!もういいではないか!

私がそう思えるようになれ、自分を許せるようになれたのは、亡くなった彼女のおかげかも知れない。

(前回記事参照)

 

 

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どう生きるかの大切さ!人生は一回きり!

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こんにちは!

今回のテーマは、生きる事と死とは?です。

 

この一週間ちょっと精神的にかなり参っていまして。

ある方の訃報を知りました。

ショックでした!年配の女性で闘病中だったのですが、私はどこか「大丈夫だろう!」「まだまだ死なない!死ぬはずなんてない!」と思い込んでいましたが、実際はとても厳しい状態だったんだろうと!

もう強烈にシヨックで本当に上の空とはこういう事なんだな!とぼんやりと実感したり。なんだか心にぽっかりと穴が開いてしまっていつまでも穴が埋まらない状態です。子供に話しても、全く見知らぬ人の死を突然知らされても、「あっそう!ふ~ん!」の反応になるであろうことは、分かっているのでわざわざ言いませんし、周囲に話すという事でもないだろうし、でも誰かには聞いて貰いたいのです。

 

で、ここに書いてしまいました。

 

私自身、死を意識したことなんて、今までそんなになく、乳がん検診で二回引っかかり精密検査をするように言われたときはさすがに不安になり、小さい子供を残しては死ねない!と強く思いましたが。

近親者では小さい頃に祖母が亡くなりましたが、あまり記憶がないのです。ぼうっとしか覚えていなくて辛い悲しいという感情は全く湧きませんでした。

ただ死んでしまったんだ。葬式や火葬場でのするべきことを親族側が機械的に行っているのをただ自分は見ているだけでした。もちろん幼かったというのもありましたが、本当に悲しくはありませんでした。

 

後はDV夫と一緒にいたころ。DV夫の祖母が亡くなった時です。

この時は、ただ馬車馬のように動いていました。婚家の親せきに挨拶や食事など。ここは田舎なので、自分の家で全て行う形式でしたので、よく分からないまま動かされていましたね。今時自宅で葬式やら全部するってどうなの?と思いましたが、そんな事言えるはずもなく・・・

DV夫の祖母は自殺でした。がん末期の末期になり、生きる気力を失ったのか?辛い今の身体の症状に耐えられなくなったのか?分かりませんが、もう死んでもいいと、生きていたくないと思ったのでしょう。

深夜自宅の一室で首をつってしまいました。

 

生まれてくるのも一人。死んでいくのも一人なんだな。

今まで彼女はたくさんの困難を乗り越え、家族を大切に仕事もし、闘病もし、自分が死んだ後で家族が困らないように、エンディングノートを作り、墓や葬儀の細かな事を決め、死後の自分の遺品整理まで、出来るところまでを済ませて、最後は一切の治療をやめ、笑って楽しく過ごし、温かい言葉や励ましを胸に抱えて、家族に見守られて旅立って逝きました。

 

私は彼女の人生のほんの一部しか知りませんが、彼女の情の深いところ。優しくて厳しくアドバイスするところ。いろんなことを感じていて、時には脆くて泣いてしまうところも知っていて。

つい自分と重ね合わせてしまい。

彼女の人生はとにかく波乱万丈。私も自分で波乱万丈な人生だなと思っていましたが、彼女の方が一枚上でしたね。私には到底まねできないし、自分だったらどうしただろうという苦悩や葛藤や世間の差別を抱え、自分はがんでステージ4の末期って!

太く短く内容の濃い人生だったのかな?

やり切ってやり切って思い残すことなく旅立っていきました!

 

「いつ人は何が起こるかなんてわからない」

 

コロナにかかり悪化して亡くなるかもしれない。事故に遭って半身不随になるかもしれないし、それこそ今は二人に一人ががんになる世の中です。若いからって病気にならない保証なんてないのです。悔いのないように生きる事。明日は何があるかなんて誰にも分からない。

「人生は一度きりだから、楽しまなくては損だよ。」彼女はそう笑っていました!

分かってはいても自分が健康だと「実感がわかない」のです。

でも今だけは実感できます。

これからの自分はどうすべきなのか?

どうあるべきなのか?

今葛藤しています。

 

 

今回は普段のテーマとは少し外れてしまいましたが、記事にしたいと思いましたので投稿しました。正直まだ立ち直れていません。

 

 

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DVやモラハラの暴力がエスカレートしていく影響は!

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こんにちは!

今回のテーマは、心を破壊する暴力のエスカレート化について見ていきましょう!

 

暴力的な事は当初からあっても、些細な出来事、ちょっとケンカしちゃった!など気にも留めないきっかけから来ています。突然ものすごい暴力を振るわれてしまう事はないのです。
DVやモラハラモラルハラスメント)の被害者の方は、普段から加害者の支配下に置かれています。でも被害者がほんのひと時精神的な自由を求めた時・・・被害者がDVに対して少しでも抵抗を見せた時・・・加害者から距離を取ろうとしたとき・・・

加害者はこれを「危険!」と感じて精神的にパニックになり、結果それまでよりも桁違いな激しい暴力を振るってきます。

相手が「自分らしさ」を取り戻そうとしていると感じたら、すぐに自分に従うように仕向けないといけないのです。頭の中は被害者をどうやって従わせようか?で占められています。加害者の心の中は激しい憎しみが渦巻いています。

 

では具体的にどのような事をされたら、これはエスカレートしていると判断できるのでしょうか?

 

エスカレートの例(モラハラ

 

  • 侮辱や中傷される

日常的に言われます。直接的なコミュニケーションをとらない加害者は話し合いをしません。徹底的に避けて、相手を思いつくままに言葉で攻撃をし、何か言い返そうとすると相手を黙らせようと一層攻撃を強めてきます。

人前で一転して被害者を装ったり、バカにした言葉を言い、周囲に同意を求めてきたり、被害者をわざと悪者に仕立て上げ大勢の面前で泣いて被害者のフリをしたりは得意技なのです。

 

  • 欲しい物が手に入らない時

自己愛性パーソナル障害の人に多いのですが、加害者が欲しい物。被害者が持っていて自分が持っていない物や手の届かない物を持っているとそれが激しい憎しみの対象になるのです。

欲しい物は金銭ではありません。

美貌だったり、才能だったり、幸せそうにしていたら激しい羨望や嫉妬心を持つでしょう。自己愛性パーソナル障害の方は自分の手にしたい欲望をそういったものに向けてきます。でもいくら手に入れたいと思っても何でも手に入れられるものではないのです。

なので被害者に憎しみを向けていくのです。

他人から見たら「筋が通らない」理由でも構わないのです。どんなに理不尽でも自己愛性の人が憎しみを抱くのは普通の事なのです。

 

(私の場合)

元義母はおそらく自己愛性パーソナル障害だったと思います。私をターゲットと定め激しいモラハラをしていました。義母は私が持っていて自分にはない物を欲しがったワケですが、それは温かい家庭でした。夫からの愛情。子供と母親が育む親子愛。夫婦愛などです。

義母はこれらの物を何らかの理由で得られることが出来なかったと思われます。

なので自分が得られなかったものをいとも簡単に私は手に入れている。嫉妬と羨望は半端ないでしょう。これは絶対に許せない!私から全て奪ってやらなくては!

元々自己愛性パーソナル障害の人は、他人が楽しそうにしていたり、幸せなのが我慢ならないのです。例え自分の子供であってもです。私から家族間、夫婦間の愛情を奪う事は自分の子供も不幸になり、誰も幸せにはならないはずなのですが、自己愛性パーソナル障害の人なので、家庭内に不和の種をまき、自分の欲望を満たすためには人はどうなってもいいのです。

「だって欲しいんだもん!」「自分は手にすることが出来ないなら、他人から奪ってやろう!」「そうされて当然なのだから!」

しかし自分は息子の母親。もう「おばあさん」なんです。本物は自分ではありません。偽物は偽物でしかないので、本物の愛情や幸せを得ることが出来る正当な持ち主(私)を激しく憎むようになるのです!義母の私への攻撃はまだまだこのようなものでは終わりません。これらはほんの一例にすぎません。

 

このことから言ってやはり義母は自己愛性パーソナル障害なのでしょう。

 

 

暴力のエスカレートが開始されると「終わり」は来ません。ずっと続いていきます。

被害者は余りの辛さに精神が耐えられなくなって逃げ出してしまいます。自分がどうにかなってしまう恐怖。これから何をされるのか分からない恐怖。何かとてつもない事が自分にまたは周囲を巻き込んで起こっている恐怖。何か分からない説明など出来ない事が起こっているのに、周りは気が付いていないし、どうしたらいいのか分からない恐怖。

表面的には何も起こっていないように思われています。

でも家庭内では毎日が地獄のような日々なのです。モラハラの場合、肉体的な暴力はありませんから、本当に被害者と加害者、当人同士にしか事の全てが知られていないのです。

被害者は暴力の全てを周囲には漏らさないであろう確信がある!加害者は自分の暴力を振るって攻撃をしているのを周囲に発覚しないように、水面下で被害者を徐々に孤立させている。被害者には誰にも近寄らせないように遠ざけておく。

もし、被害者が何か訴えてきたら言い逃れが出来るように、普段から被害者を悪く言って評価を落としていく。

この様に加害者は充分に用意周到に被害者を孤立させ攻撃を開始していきます。

 

その後の影響は?

 

  • 味方がいなくなる

誰も自分に寄り添ってくれる人がいない孤独感は辛いです。全く一人で大きな敵と戦っているように感じます。加害者はこっそりと暴力を振るい発覚しないようにしている場合は、誰かに理解してもらう事も出来ず、結局は孤立してしまいます。

 

 

  • 思考が停止する

肝心な事に頭が回らなくなっていきます。普段の家事でも要領よく出来なくなり、DVをされているにも関わらず、今の環境にいつまでも身を置いてしまうのです。相手から離れた方がいいのに、生活面が・・・子供が・・・仕事が・・・周囲は・・・いろんな自分の中での言い訳を並べてしまうのです。

 

  • 笑顔が消える

これは当然の事。家ではDVをされモラハラもされ肉体的、精神的にはギリギリの状態なのに笑顔なんて出ません。

 

  • 見動きが取れない

常に支配下に置かれているので、自分の行動は筒抜けです。携帯の履歴、家の電話のやり取り、帰宅時間、休日の過ごし方、一日の行動を紙に書くように強要される。

徹底的に監視されますので、自分の思うように振る舞う事が出来ません。

ほんの些細な事まで悪意があれば悪いようになんとでも言えるのです。

 

  • 暴力が当たり前

人を蹴る、殴る、頭を足で踏みつける、怒鳴る、飛び蹴りをする。暴言を放つ、悪人に仕立て上げられる。していない事でもしていると言われるなど。

この様な暴力行為が普通になっていきます。

常識では考えられない事がここでは普通に行われます。もちろん一緒に生活している家族は??

この光景を毎日目にしていますから、みんな驚きはしません。やめるように止めたりもしません。普通に見ているだけ。暴力が収まれば次の瞬間には笑ってテレビを見ることも出来ます。

却って被害者に味方をすれば攻撃の矛先は自分に返ってくることは避けたいのです。ここは見て見ぬ振りをしていれば自分たちは安全なのでしょう!

(あまりにも加害者の支配力が圧倒的に強い場合は、暴力が起こっても,、それはなかった事として片づけられてしまいます)

 

  • 罪悪感から抜け出せない

暴力を振るわれる原因は自分にあるのでは?と責任を感じて一人で背負ってしまいます。自分の身に起こっているのはなぜなのか?理由を探しますがいくら考えても見つかりません。

起こったこと全て自分が至らなかったからと思ってしまいます。そして加害者は周囲の人々にも被害者が悪かったんだと思わせてしまいます。

 

逃げるしかなくなる被害者

 

もうこの段階まで来てしまうと相手から離れる=逃げるしか身を守る方法はなくなっていきます。被害者は精神面ではボロボロで弱り切っています。しかし暴力は止みません。もう、耐えることは出来なくなるのです。人間の抵抗力、忍耐力にも限界がありますから、弱り果てている、疲れ果てている、強いストレスに身体は悲鳴を上げて慢性的な不調をいつも抱えています。

自分が空っぽに感じ元気もなく、何も考えられず、集中できなくなります。虚ろな心でぼんやりと死を考えてみたりも!

 

ここは頑張って決別をするのが一番なのです。

 

相手の支配力が強くて、長期間支配と服従関係に置かれていると、相手と別れる事や争ってでも抵抗しようとする意欲がなくなっていく場合もあります。

不安の方が勝っていくのです。

でも被害者の方は自分の置かれている異常な環境に早く気が付いて下さい。

別れる決心がついたらブレずに進んで下さいね。

DVやモラハラの暴力が始まった(エスカレートした)場合、決して自然と収まることはありません。もう別れるしかないのです!大丈夫です!自由を取り戻すことは出来るのです!

 

 

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なぜアダルトチルドレンは恋愛に依存してしまうのか?

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こんにちは!

今回のテーマは「共依存」です。

 

特に注目する点としては男女間の依存です。

共依存」とは?

お互いに依存しあう人間関係の事です。相手に依存される事で無意識にですが、そこに自分の存在価値を確認してしまうのです。また相手を過剰にコントロールする場合もまた依存関係になります。

 

共依存恋愛とは?

 

相手に依存しすぎることで自分自身を見失ってしまいます。自己肯定が低いので、他者と一緒にいることで自身の心を満たそうとします。

自分がいないと!

自分が全てするべきだ!

相手にもそう思わせてそして自分もそう思い込んでしまう!

そう思う事で自分の存在価値を認識しています。多分、無意識にですが。

あらゆる依存症にも当てはまります。

ギャンブル依存やアルコール中毒の夫を支えている方。

DVをされていても家庭内を平和に保とうと献身的に家族に尽くしている方。

こういう一筋縄では改善不可能な夫を支える事で、自分の価値を認識しようとしています。

当の本人は依存とは気が付いていません。

気が付いていなくどんどん深みにはまっていってしまいますが、相手から離れることは出来ないと思ってしまうのが怖いところです。

 

理想的な関係とは?私の個人的な考えは、一緒にいてホッとする安心感がある事。お互いを深く理解し尊重し合える事。長所や短所を認め合いお互い共に補える事が出来る事。不得意な部分をお互い補っていければいいのではないでしょうか。後は肉体的な結びつきよりは精神的な結びつきが大切です。例えいつも一緒にいれなくても、精神的な結びつきをより大切に出来れば離れていても不安にはなりませんよね。それには信頼がまた大切になってきます!

 

依存の特徴は?

(女性)

  • 自分の事を必要とされたいと思う
  • 自分よりも相手の事を最優先にしてしまう
  • 感情表現が出来ない
  • 心が傷つけられてもつい我慢をしてしまう
  • DVをされても受け入れてしまう
  • 精神面で相手に頼ってしまい自立出来ない
  • ひどい事をされてもいつかは自分の事を理解してくれるだろうと思う

(男性)

  • 行動力がない
  • DVをした後で反省をしている「フリ」をして優しくする
  • アルコール、ギャンブル、占い、パチンコ、タバコ、買い物などやめられない物がある
  • 支配欲があり人をコントロールしたがる
  • 女性に対して下に見ている
  • 女性に対して暴力を振るっても何とも思わない
  • 妻や子供に対して責任感がない

まだまだ多数あるのですが、こうした男性に対して尽くしたり、DVやモラハラを自分が治してあげようとか、いずれ心を入れ替えて改善していくだろうと、意欲を見せる女性は実は共依存に陥りやすいのです。

結局男性は何も変わることなく、お互い泥沼に嵌っていきます。

DVもしかり。

DV=暴力行為です。反社会的な事なのです。

万引きを軽く万引きと言うから何だか軽い事のように感じてしまいますが、これは泥棒や窃盗です。犯罪なのです。DV、モラハラももっと重く処罰されてもいいと思うのです。

自分の力ではどうすることの出来ない事。

そこを何とかDVを止めよう!モラハラを治そう!何とかしようと働きかけることで一時的には自分は必要なのかな?必要とされているのでは?と錯覚してしまいます。

心は満たされますが、結局は何も変わりません。DVやモラハラはストップしません。

 

アダルトチルドレン

アダルトチルドレンは依存しやすいのです。

子供の時に親との関係で精神的、肉体的にトラウマとなる出来事を経験している人を言います。親子の間で成り立っている健やかな愛情を受けていない場合が多く、機能不全家庭で育っています。

機能不全家庭とは?

家庭内で弱い立場(子供)に対して精神的、肉体的にダメージを与える原因があり、子育てや生活などが機能していない家庭の事です。

子供にとってのダメージとなる物は、虐待、ネグレクト(育児放棄)、家族不和、生活が貧困、子供への強い期待やプレッシャーなどがあります。

この様な家庭は子供にとって安心、安全な場所ではなくなっています。

しかも幼少期のトラウマは強い後遺症にもなります。

あまりに辛い出来事を経験してしまうと、無意識にその経験を忘れようとする気持ちが強く、本当に自分が傷ついてしまったことも記憶にないと言う場合も。

アダルトチルドレンはあらゆることに依存しやすくなり、モラハラ行動をする原因(自己愛性パーソナル障害)も。

 

アダルトチルドレンの特徴は?

 

  • 周囲の期待に応えようとする
  • 完璧主義である
  • 「NO」とはなかなか言えない
  • 愛情と執着を一緒と思っている
  • 被害妄想に陥りやすい
  • 感情を表に出さない
  • 楽しんだり、遊んだりが苦手
  • つい「フリ」をしてしまう
  • 自分を理解してもらえないと反抗するか、孤立感をつのらせる
  • 自己肯定が低い
  • 親との関係が悪化している

大まかに挙げてみました。DV加害者とDV被害者もアダルトチルドレン同士で繋がりやすくなります。どうしても引き合ってしまうのです。

 

対処法は?

 

まずは早く気が付く事です。自分の置かれている今の現状に目を向けて、自分を客観的に見つめてみましょう。今の実情を把握できれば、依存しているのは「おかしい」ことにも気が付きます。

夫婦間に限らず、お互いの関係を見直すことです。

相手に尽くしている度合いが強ければ、自分を優先にしていきましょう。

しばらくほったらかしにしても大丈夫!と自分で新たに楽しい事やしたいことを優先することで少しづつ依存は改善していきます。嫌な事、やりたくない事を無理矢理にでも力ずくでさせられたり、常識に反していることを強要された場合は毅然とした対応をしましょう!

自分をとにかく大切にして下さい。そして今まで走り続けて来て頑張ってきた自分をほめてあげましょう。自分を大切にしてこそ、周囲の人にも優しくなれるのです。

共依存の場合は男性の方も対応が求められます。

DVやモラハラでの依存は別れた方がいい場合が多いです。

 

 

(余談)

私自身も40半ばまで自分がアダルトチルドレンだとは思いもしませんでした。自分を顧みて初めて自分を理解できたようです。

ずっと生きづらさを感じていましたし、親を嫌い、子供時代は辛いものでしかなかったでした。ただ私はそうするしかなかったんだと。いくら親を嫌いでも、その家に住むしかなくて、一緒に暮らすしか方法がなかったから。

父親は支配的で絶対的な存在で母親はそんな父に服従的でいました。常に母親は父の顔色を窺い気持ちの休まる日はなかったであろうに。母親は常日頃の不満やうっぷんを私に対して辛く接することで気持ちを晴らしていたような気がします。母は私には何もしない母でした。家では家事は一切しませんでした。私はしっかり者だから、一人で何でもできるだろうと親は思っていたんでしょう。台所に立っている母親の姿は一度も見た事がないのです。いつも私にバカにした言葉を言い、人が傷つくことが分かっているのを承知の上でせせら笑いを浮かべている!そんな母親が嫌いでしたし、一緒にいても息が詰まるような閉塞感を感じていました。そんな親ならばいっその事いない方がまし!とも思いました。

 

自分がアダルトチルドレンだと自覚出来たことは大きな一歩でしたね。

 

これは初めて人に言う事ですが、私は幼少期から子供時代の記憶がありません。小学校5年生ぐらいから前の記憶は薄っすらとしかありません。ほとんどが学校での友人とのやり取りであって、父親や母親との思い出はどうしても思い出せないのです。幼い頃の記憶はあまり覚えていないとは聞きますが、小5という年齢から考えるといくら何でも覚えていないのは変です。

息子にも聞いたのですが息子は結構覚えていて2~3歳頃の記憶はしっかりあると言っています。

自分はなぜ小さい頃の記憶がないのか?それがどうしてなのかずっと不思議でした。

私と親との関係性と幼少期のトラウマと、私の記憶がないのもひょっとしたら繋がっているのかも知れませんね!

 

 

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モラハラの加害者とはどんな人間なのか?

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こんにちは!

今回のテーマは、モラハラをする人ってどんな人たちなの?よくあんなひどい事を平気で出来るのは一体どういう人なの?不思議で仕方ないと思っている方も多くいると思うので詳しく見ていきましょう!

 

みんなが誰でも自分を守るために、または仕方なくその場を上手く納めるためには小さな嘘や物事を誤魔化してその場を乗り切ろうとする事はよくある事です。

自分勝手な所が少しはあったり、人から認められたいなどはみんなが思う事なのです。誰だって認められないよりは認めてもらう方が良いことは分かっています。何かのトラブルに巻き込まれて相手を嫌いになったり、人を憎むこともあります。

ほんの一時的な感情によって、批判的になってしまい、後悔をしてしまうのが人間なのです。

しかし、モラハラの加害者とは?

一時的な感情で行動はしません!

自分のしたことに対して罪悪感は一切感じません!

いつも他の人を自分の利益のために操り、その後は破壊に導いていきます。

どうしてなのでしょうか?

加害者はいつでも内面は葛藤しています。

加害者は、自分の内面の苦しみや生きていくための矛盾を、他人に背負わせて心の均衡を保とうとするのです。でも自身の苦しみや葛藤には気付いていません。

しかし内面は不安や焦りを募らせていますから、他人に押し付けてしまいます。

この行為には悪意や故意はないといわれています。それ以外の行動はとれないのです。精神がおかしくなってしまうので、そうならないように自分を守っているのです。

幼少期に精神的にも辛い経験をしている加害者。ボロボロに傷つけられた経験から、他人に精神的な苦しみを与えて犠牲者を作り、自分を価値のあるものとする。そうしなければ生きてはいけないのがモラハラの加害者なのです。

 

加害者の人格は?

 

ズバリ自己愛的な人格を持っています。モラハラ加害者=自己愛性パーソナル障害と言われています。

以下の5つの項目に当てはまっている場合、自己愛性パーソナル障害である可能性は高くなります。

 

  • 自分が偉くて重要人物だと思っている。
  • 自分が成功したり、権力を持ったり出来ると言う妄想をしていて、その妄想には限度がない
  • 自分は特別な存在だと思っている
  • いつも人から褒め称えられたい
  • 全てが自分のおかげで成り立っていると思っている
  • 人間関係は相手を利用するのみ成り立っている
  • 他人には全く共感出来ない
  • 他人をいつも羨望している

 

少し詳しく説明しましょう。

 

上記に当てはまっている人は、自分が持っていないものを人が持っていたり、生きる喜びや楽しみを得ている人を見ると激しい羨望を感じます。そんなことを言っても自分の子供には甘いのでは?

自己愛性パーソナル障害は、自分の配偶者、子供や孫であっても例外はありません。楽しみや喜びは何らかの方法を使い相手から奪い取っていきます。ターゲットになってしまったら必然的に楽しみや喜びは奪われてしまい、ターゲットは憎しみの対象となるでしょう。

また情はなく、他人の感情を全く理解できず、自分自身の感情さえも乏しいのです。一瞬喜びを感じても、すぐに一転消えてしまいます。

悲しみさえも感じません。

家でペットとして長年飼っていた犬が死んでしまっても、加害者は悲しんでいるように表向きには映ります。しかしその内面の感情は怒りや恨みでしかありません。

誰かが世話を怠ったから。

散歩にもろくに連れて行かなかったから。

毎日の食事の内容がお粗末だったから栄養失調になって弱っていった。

可愛がってもらえずに死んでいったのでは?

 

この様にみんな人のせいにしてしまいます。

執拗で、他人を許さず人を蔑視し、他人からの攻撃は常に警戒しています。他人の悪意は自分に向けられていると感じ不信感や嫉妬心も半端ないです。自然の成り行きで仕方のない事でも自分に対する悪意の結果と捉えるところがあります。

故に、飼っていた犬が死んでしまったのは誰かのせいであって、犬の寿命ではなく陥れられた結果だと思ってしまいます。

大切なペットを失ってしまった悲しみではなく怒りや恨みの感情が湧いてきます。

非常に要注意なのです。

 

自己への過大な評価

 

自分は偉くて立派、自分は特別、すべて自分のおかげ、共感出来ない等は自己の誇大性にあります。自己愛性パーソナル障害の人の主な特徴は全てこの誇大性から来ています。

モラハラ加害者は自分が正しいのです。自分が常識であってみんながこの常識に従わないとなのです。自分は絶対という基準を周りの人に押し付けて、自分は優れた人物という印象を与えます。

生きていく事は辛いもの。結婚生活は幸せに満ちたものであってはならないのです。他人は悪意に満ちていて油断していれば陥れられてしまうと周囲にも言います。これが加害者の常識なのです。

 

他人には無関心で興味は一切ありません。

なので、人に対して共感をする事が出来ず、人の感情を理解することも出来ません。

その反面、他人からは注目されたり、人からは感謝されたいと思っています。

家族が生活できるのは全て自分のおかげだと思っています。

相手の事は行動から始まって、発言する内容をチエックして厳しく批判をし、自分に対しては批判や反論も許さないとなるのです。

加害者は自分の欠点や改善点に気が付かないようにするために、人の欠点を暴露します。

もし自分の欠点にうっかり気が付いてしまったなら、不安が高まって精神を病んでしまいます。相手を責め立てて追い詰めるのは、自分を精神病から守るための手段と言えます。

だからって加害者のしている事は許される事ではありません。そのことによって深く傷ついている犠牲者が多くいるのです!

 

ここで紹介したものはほんの一部でしかありませんが、モラハラ加害者=自己愛性パーソナル障害とはいかに危険なのかを理解して頂けたと思います。

 

人は自分の弱さを隠して、人よりも優位な立場に立とうとします。

ずっと昔から、良心のない、自分の都合によって人を操り、目的のためなら手段を選ばない悪人はいたのです。昔幼いころに見た時代劇のテレビで、部屋で密談をしている悪人たちがいて「おぬしもワルよのう!越後屋!」とせせら笑っている場面を思い出すのですが、テレビでは悪人は必ず成敗されるのですが実際は違うようです。

強い者、抜け目のない者が勝つ世情で、誠実さや思いやり、人としての温かな心は弱さでしかない世の中はやっぱりおかしいと私は思うのです!

 

 

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DVやモラハラを人に代行させる人格とは?

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こんにちは!

今回のテーマは、人間関係がうまくいかない、最近周囲がよそよそしくなってきているみたい!このような人間関係がうまくいっていない方はその影にマニュピレーターが潜んでいるかも知れません!

 

マニュピレーターとは?

 

攻撃性人格障害の一種です。

他人に対しての攻撃性が並外れて普通じゃない人です。

主にDV(ドメスティック・バイオレンス)など表面に表れる攻撃性はすぐ目に見えて分かりやすいのですが、表面から隠れている攻撃性は分かりにくく、その判断は難しいと言えます。影で人間関係の操作を行う人です。

この様な特性を持っている人をマニュピレーターと言います!

主にモラハラモラルハラスメント)をする人は一様に自己愛性パーソナル障害があると言われていますが、一種類だけ当てはまっているワケではなく幾つものタイプが複雑に絡みあっているのです。

 

(例)

 

自己愛性パーソナル障害が基本にあります。

攻撃性人格障害がありマニュピレーターである。

  • 人を支配したがり、権力を欲している。しかしその権力とは自分が力を発揮できる範囲に限られているに過ぎない事には気が付いていません。特徴は、相手が悩み苦しみ、自分の目の前で弱者として土下座をするとうれしいのです。コントロール欲求が強く、人をバカにして、徹底的に屈辱を与えるのが目的。
  • 最も危険なサイコパスタイプ。良心がなく他人は自分の餌食になるのが当然と思っているが、その欲望は表には出ないので、誰にも気付かれないでいる。
  • 自分の望みがあって、それを手に入れるために、パッと目には誰もその真の目的には気が付かない手段を用い、遠回しな方法で相手を追い詰めていく。とても狡猾で陰険なやり方で、相手の弱点を見つけると、そこを突くのも得意である。そうして相手に勝ったと喜んでいる。

 

元義母はどうやらこのタイプだったようです。

恐ろしいぐらいに当てはまっているのでびっくりしています。

 

洗脳されていく周囲

 

マニュピレーターと同じ空間にいて一緒に生活をしていると、人を操るのが得意なマニュピレーターですから、周囲もどんどん洗脳されていきます。

洗脳された家族はマニュピレーターが思うような行動をするようになっていきます。

普通にしていても、けなされ、バカにされ、すぐ怒鳴られたり。これは、マニュピレーターが意図する「攻撃」なのです。これを代わりに周囲にもやらせるようになります。この場合、マニュピレーターは、決して攻撃を止めることはしません。自分も攻撃をしますが、家族も自分と同じこと(攻撃)をするようになるのです。

このマニュピレーターのターゲットへのイメージ操作により、家族の言動も変わっていきます。

執拗にモラハラをしたり、ターゲットが言っていない事でも、言っていたとなり、やってもいない事もやっていると言われ、洗脳されてしまっているので、怒りに任せてDVさえもしてしまうのです。

 

この様にマニュピレーターは、家族不和を起こしていきます。

魔の手は配偶者から始まって、子供、義父、親族間に広がっていき、やがてはターゲットの付き合う人達にも及んでいきます。ママ友、保育園関係者や学校関係者など、ターゲットと触れ合うであろう範囲にも周到に不和を起こす網を張っていきます。

でもターゲットはまだ何も分かっていないのです。自分が危険になっているのに気が付いていません。

ここまでするのか?

唖然としますが本当に事実なのです。

 

気が付かないまま、マニュピレーターのターゲットとなってしまうと、身に覚えがないのに、人間関係がうまくいかない!前までは、仲良くしていたママ友が挨拶もそこそこに去っていく。自分の事をちらちらと見てはいるけど話しかけたりはしない!

そういう対人操作のやり方に全く気が付かない人達を巻き込んで世界を作っていきます。

 

余談

 

元義母は暴力的なマニュピレーターでした。随分後で知りましたが元義母は地元では有名人でした。ひどいモラハラをする人でその名が通っていたのです。近所の人、同じ職場で働いていたことのある人、知り合いにもターゲットになっていた人も多くいて、悪名が高い人だったのです。

そこに何も知らない私が嫁いできたと!

まんまと私はいいようにターゲットとなり、長い間苦しめられました。誰も事前に聞かせてくれる人もいませんでしたし、何にも知らなかったとはいえ、嫁いでしまえばもう後の祭りになってしまうのです。

 

マニュピレーターの対人操作による、コントロールが進んでいくと、あえて危ないよ!危険だよ!といちいち教えてくれる人もいなくなるのです。

みんなが遠回しに、~さん(義母)と同居で大変でしょ?とかしか言ってこないのです。みんなが義母の本性に何となく気が付いているけど、みんなが口を濁して「ああ、あの人はちょっとね!」とワケありという暗黙の了解の空気が漂っていたようです。

義母は、自分のいない所で自分の行動について周りからどのように言われているのか?想像すらしないでしょう。

自分のせいで、誰かが不快になったり、泣いたり、不安になったりするなんて夢にも思わない自己中心的な人なのです。

義母は真の友人なんていなく、周囲の人達はターゲットである私とも上手に距離を取って離れていくように。

 

対処法は?

 

自分が受けている被害の全貌が見えてきた時には手遅れになっている事も大いにあります。手遅れとは、マニュピレーターの思い通りに周囲が動いているため、自分が本当はこうです!と明かしたところで、なかなか、今の状況を信じてはもらえなくなっているからです。

マニュピレーターがターゲットから暴言を吐かれたと周囲に訴えれば、それが本当の事となってしまうのです。後で違う!そんなことはしていないと訴えても、証明してくれる人がいなければ結局は自分が悪かったみたいになり、片付けられてしまいます。

ターゲットの人柄をみれば、人に暴言を言ったり、人に暴力を振るったりするような人ではないと分かるはずなのに、誰にも理解してもらえなくなります。

 

この場合離れるしかありません。

このまま過ごしていても何も良くなりません。

自分に対する誤解が解けるかも知れない?そう簡単にはいかないでしょう。

相手は狡猾なマニュピレーターです。もっと最悪の事態になるかも知れません。

夫がマニュピレーターなら離婚届けにサインをして荷物をまとめて家を出ましょう。

身を寄せる場所は事前に見つけておいて下さい。

もちろんマニュピレーターの危険性を考慮して子供も一緒に。

 

何度も言いますが逃げるが勝ちという言葉があるように、このまま一緒にいてもいい事なんて一つもありません。こんなことをして何が楽しいんだ!と加害者に対して理不尽さがあると思いますが、マニュピレーターである側と被害者の立場が変わることはありません。

たった一つの方法・・・

相手と離れる事です。もし、夫婦間であった場合は離婚は承諾しない可能性は高いでしょうから、法律の力を借りてでも離婚を勧めます。

 

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