DV被害者への心理的な影響は大きい!
こんにちは!
今日のテーマは、DV(ドメスティック・バイオレンス)経験者の心の問題です!
DV被害者はDVを自分の責任だと思っていて、自分で何とかしなければと思い周りに相談を出来ずにいます。DVをされたら、家を出れば逃れられるのでは?と思われがちですが、そういう単純な問題ではありません。
まず、住むところはどうするのか?仕事は必然的に辞めないとですよね。子供を残して出てきた場合は、子供のことは?また、居場所を突き止められて、連れ戻される怖さと、連れ戻されたら、またさらにDVがひどくなってしまうと思うと、逃げるという選択は出来なくなります。
そうなると、苦しくても今のままで我慢をしよう!我慢をせざるを得ないと考えてしまうのが、DVの被害者です。
やはり、辛いのはPTSD(心的外傷後ストレス障害)です。
辛かった毎日が突然フラッシュバックしてめまい、涙が止まらない、気分が落ち込む等の障害が出ます。これらは、改善するまではしばらく年月がかかると思いますし、今すぐには心の傷は治らないでしょう!
それよりも大切なのは、もうDVはされないんだという身の安全の方が大事ですよね。(時には生命さえも危ぶまれてしまいます)
そして、身の安全が保障されて当面の危険度が低くなったら、カウンセリングや心のケアに移った方が良いと思います。
私もDVとモラハラ経験アリですが、私の心の影響やどのように立ち直っていったのかといいますと、DVを死ぬ思いで脱出しまして、だいたい3~4年ぐらいはPTSDに悩まされました。とにかく涙が止まらずに、泣いていました。相手に言われたことや、されたことが頭から離れないのです。残してきた子供のことも心配で、眠れませんでした。
そんな時に再婚をしましたが、こころは不安定なまま子供ができました。しかし精神的には不安定で、夜はずっと眠れずに朝方眠り、お昼頃に起きるという生活リズムでした。そんな状態で出産して生まれてきた子供の顔を見て「かわいい!」「この子のためだったらなんでもできる!もう、泣いてなんていられない!」と思いましたね。
それから、少しずつ子供の世話をしつつ、自分も一緒になって泣いたり、笑ったりして日々の生活も整っていきました。
仕事を見つけて、子供の保育園を探して、今自分に出来ることを始めていきました。
このように、立ち直っていくきっかけは、本当に人それぞれです。皆さんが、私のようにいくとは思いませんが、一つのきっかけによって変わることが出来ると思うのです。
最初は正直、DVの経験を公にすることにためらいがありました。でも、自分の経験したことと同じことで悩んでいる人も多いということが分かってきました。もう年月も経っていますし、冷静にDVについての判断や分析もできます!今度は、私が悩んでいる方の心の支えになろうと思ったのです。
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