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DV(ドメスティック・バイオレンス)による離婚裁判の経験者だから語れる・・・まずはアナタの辛いお気持ちをお聞かせください!

DV被害と心のケアと大切なポイントはコレ!

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こんにちは!

今回のテーマは、DVと心身のケアを見ていきましょう!

 

長くDV(ドメスティック・バイオレンス)に遭われていた方は、被害期間よりもさらに長い期間や一生続くであろう、DVにより受けた心の傷とも向き合っていかなくてはなりません。

DVから死ぬ思いで何とか命からがら逃げることが出来た事への、安心感や解放感を感じて、心が軽くなり、もう暴力を振るわれることはないんだ!と言う身の安全を得ることが出来たことで、気持ちはホッとしても、もうすべて良し!とはいかなかったのです。私の場合は離婚裁判も兼ねていました。

(私の体験をもとにしていますので、絶対にこのようになるという事ではありませんが、同じように苦しんで、悩んでいる方や、身近にDV被害者がいる方に、私の経験が少しでも参考になればと思うのです)

でも、もうこれで終わり!解決したんだ!とはいかずに、今まで抑えていた感情が一気に溢れてきました。やっと自由になれたのに。やっとDVから脱出でき離れることが出来たのに。笑顔でいることが出来る。そう思ったのに。でも不安で仕方ないのです。夜は全く眠れない、涙が止まらず泣いてばかり。置いて来てしまった子供が心配でしょうがない。自分がされてきたこと(DV)や浴びせられてきた暴力的な言葉が思い出されて、頭から離れないのです。

この様な症状はDV被害者にはよくあることだそうです。DV一家とずっと長く一緒に生活をしていた私は、家族と一緒であれば気楽にいつも笑いあって・・・とは程遠い、いつも緊張を強いられて気が休まらない毎日、何かするたび何か言うたびに、鋭い視線や手を挙げられる日々に自分の心身や体の不調に気づくことなく、ギリギリ限界まで我慢に我慢を重ねていました。

何とか死ぬ思いでDVから脱出できたことで、今まで耐えて頑張ってきた分、その反動で様々な症状があらわれてきたのでしょう。DV被害に長い期間遭っていると、自分で物事を決めて、自分で行動することが出来なくなってしまいます。これはDV加害者が、被害者の行動を操るようになるのです。加害者のいう事、指示することに従わないとどんなにひどい目に遭わせられてしまうと、恐怖により従わざる得なくなります。

そして周囲に理解してくれる者がいなければ完全に孤立していきます。この孤立化もDV加害者の得意分野であって常套手段です。理解者を失くして孤立させれば自分から絶対に離れていかないと思うのです。

心のケアの必要性

本当に大事です。思ったことや思っていることは気持ちにふたをせず吐き出しましょう。我慢をせず、言いたいことは出来るだけ言う事。いつもは聞き役に回っている方も、今日だけは話役になっていっぱい話を聞いて貰いましょうね。

聞き役の方は肯定感で耳を傾けて下さい。そうじゃない!と反対意見を言ったり、自分独自の意見を押し付けてそんな事だから暴力を振るわれるんだ!と言ってはいけません。かえって余計に反発をされ、不信感を持たれてもう絶対に相談をしてもらえなくなるでしょう。つい言ってしまいがちなのが、なんでもっと早く逃げなかったの!どうしてDVなんてする人と結婚したの?相手のDV気質を見抜けなかったのは自業自得なのでは?

ただでさえ心は傷付き繊細になっているのに追い打ちをかけることはせず、辛い気持ちを受け止めてもらうだけでも安心するものです。受け止めてあげましょうね。余計なアドバイスは不要です。私がそうだったのですが、DVの苦しみは暴力を振るわれた本人しか分からないと思っています。辛かったとわかっている!と言われても何となく上部だけであって軽く感じてしまうのです。だから何かをアドバイスされたり、否定されるようなアドバイスは自己否定された感があり、不信感が募ってしまうものです。

暴力は振るわれないと言う身の安全が保障されたら、思い切ってカウンセリングを受けてみるのもいいでしょう。

私は新たに家庭を持ち子供を授かることが出来たことが転機となり、子供と一緒になって日々泣いたり笑ったり、子供と一緒になって寝たいときに寝て、一緒になって笑い、一緒になって公園で遊び、子育てを通して少しづつ立ち直っていくことが出来ました。もちろんこれは私の場合であって、立ち直る方法は人それぞれです。

 

理解してあげましょう

DV被害者は今でも苦しんでいると思います。被害期間が長くつらい経験であればなおさらです。そう簡単にはDVによる苦しみは消えません。現に私も今でも不意に思い出し涙することもありますし、あまりに理不尽な暴力行為に「なぜ、自分が被害者に!」と心重い日々を過ごすこともしばしばです。

でも、あなたは何も悪くないのです。何か悪いところがあったからDVにさらされたのではないのです。自分を責めてはいけません。辛い経験は取り消すことは出来ません。気持ちを切り替えて前向きに生きていくしかありません。時には落ち込んで泣いてしまう時もあってもいいのです。だって今まで頑張ってきたんだもの!でも、また前を向いて生きましょう。周囲の方の理解も重要でしょう。

 

今記事を書いているリビングの窓から満開の桜が見えます。心穏やかな日々に感謝をし、満開の桜に心が和むそんな小さな幸せも愛おしく思います。

 

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