DV被害による様々な影響は深刻!
こんにちは!
今回のテーマはDVをされていることによる様々な影響について取り上げていきたいと思います。
DV(ドメスティック・バイオレンス)とは、配偶者や親密な関係にある男女間で発生する暴力の事です。身体的、精神的、性的、経済的なDVなどあらゆる形で起こります。多くは、家庭内での密室の状態で継続され繰り返し行われ、なかなか表面化しにくいと言えます。時には、ひどいDVのために命の危険にさらされて、深刻な心の問題を抱えて自殺をしてしまうケースもあると言います。
DVの件数は、毎年増加しています。女性の被害者が多い中で、男性のDV被害も報告されています。男性の被害は相談が出来ないことも多く、7割の方が悩みを抱えたままになっているのが今の現状です!
DVの被害に遭っている方は、長期的に繰り返される暴力のために、心身に様々な悪影響が出ます。DVが起きる原因を自分が悪いからと自分の責任としてとらえてしまっていて、何とかしなければ!でもDVを受けていることは他の人には、知られたくはない!と誰にも相談が出来ずに一人で抱え込んでしまいます。
ひどい暴力を振るわれたなら、すぐに逃げれば良いのでは?と思われがちですが、そう簡単ではないのです!逃げたくても、逃げることが出来ないのです!
実家の両親に相談をしても、単純な夫婦喧嘩として1回、2回殴られても大したことがない!一緒に暮らしていればそんなこともあると、笑って取り合ってもらえない。我慢が足りないと一蹴される。
家を出ても行くところがない。連れ戻される恐怖や、金銭面での収入もないと生活への不安は大きく、子供がいれば子供に不自由はさせられないと思うと、今のままで我慢をせざる得なくなります。
DVの影響として主にPTSDがあります。症状として不眠、少しの事で不安になる、暴力を振るわれたことが思い出される(フラッシュバック)、涙が止まらない、常に夫の顔色を窺い機嫌を損ねないように気を配っているなど、常に緊張感とストレスにさらされています。
PTSDには私も悩まされました!とにかく気持ちが不安定で、これからの心配、子供の事、金銭面の不安が一緒に襲ってきました。とてつもない不安の中にいました。
外出時も、夫にばったりと出会うのではないか?尾行されないか?と不安で外出も出来ませんでした。不眠もずっと続き、テレビを見ていても、殴るシーンが出たらとても見ていられませんでした。自分のされた事と重なってしまうのです。
そして不意に涙が止まらなくていつも泣いていました。
この様にDVによる様々な影響は必ず出ます。その人にとって症状は違いますが、回復をするのもしばらく時間がかかるでしょう。
まずは、もう暴力は振るわれないのだという身の安全が一番ですよね。
DVの被害者の方は、とにかく制限をされています!人間らしく生きることさえも、奪われています。好きなテレビを見ることや、楽しいときに笑う事さえ出来ません。
やりたい事や、生きていく意味や希望を消されて、目標を持つ事も出来ません。
なので、思いっきり自由を体感してください。まずは見たいテレビを見る。読みたかった本を読む。趣味を楽しむ。目標を持つ。
この様に過ごされてもPTSDが改善されないようならば、専門家のカウンセリングを受けることをオススメ致します!
焦らずにその時の自分の気持ちに正直でいましょう!したくなかったり、あまり気分が乗らないときがあっても、気にせずにゆっくりと気持ちを整えていって下さいね。
周りの人も、DVからの心の回復は時間がかかるという事を忘れないでください。回復を急がしてはいけません!
今まで出来なかったことがこれからは出来るようになるのですから、DVから早く逃れてください。自分らしく明るく生きていきましょうね!あなたならば出来ます!
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