DV家庭で育つ子供への影響は深刻!
こんにちは!
今回のテーマはDVと子供の関係について、考えていきたいと思います。
DV(ドメスティック・バイオレンス)は夫婦の間の問題と思われがちですが、夫婦に子供がいる場合は、決して無関係な問題ではなく、普通に子供の目の前で、DVが行われるとしたら・・・。
そして、DV=子供の虐待ということは避けたい問題ですよね。
DV被害は、まれに男性というケースもありますが、ほとんど大半は女性が被害を受けて、深刻になってしまうというのが実情です。そして、子供がいる場合は、DVの影響は子供にも及んでいます。
DVは支配とコントロール
暴力を振るい相手を恐怖で支配をして、絶対的に言うことを聞かせてコントロールをします。常に、肉体的、精神的にも強いストレスを感じている母親の様子を、子供は何も言わなくても、どういう事なのかと感じ取り、DVを理解していきます。
子供への影響
DV家庭に育つ子供は、暴力に対しての接し方を段々理解していきます。
DV男性が、子供に暴力を振るうケースも多くあります。「お母さんを殴らないで!」とかばい、逆に暴力を振るわれてしまうということで、親子でDVとも向き合わなければならなく、DVを日常的に目撃していますと、頭痛、腹痛、情緒不安定、いじめにあう(いじめをしてしまう)、落ち着きがなくなる、登校拒否など、こういった症状や行動が見られて、DVの影響も関係していると言われています。
そして、DVは「一番弱い立場の人」へ向かいます。母親は、DVのストレスから子供に辛く当たってしまい、心に深い傷を負い、成長していく過程で障害にもなります。
暴力と愛情
子供は、DVの被害を受けている母親を守ることが出来ないと、自分を責めて罪悪感を持ち、そうした気持ちは子供の心に強く影響を与えます!
DVをする父親は、暴力を正当化しますので、DVを愛情の裏返しと教えられます。
力で女性を制圧して、言うことを聞かせようという様子を、子供の頃に普通の感覚で見てしまい、結婚した後は男の子はDVの加害者、女の子はDVの被害者になりやすくなるとも言えます!
この様に、DVが子供に与える影響は、深刻化しています。
両親のDVを見て育ってきているので、男性は女性を下に見ることを、なんとも思いません。暴力を振るっても許される事として、とらえていくという図式ができてしまいます。
そうならないためには、やはりお互いの事を思いやる優しい心と、深い愛情により子育てをする必要があります。
当たり前のように思われますが、当たり前であることが、当たり前ではなくなっているから、DVの被害はなくならないのだと思います。
子供も深い愛情のもとで育てば、自然と優しく愛情深い子供に育ち、大人になって、結婚をしても結婚生活は、より良い愛に包まれて過ごすことが出来ます。
DVを次の世代に連鎖することのないように、優しく包み込む愛情で子育てをし、将来のDVの加害者や被害者にならないようにしましょう!
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