こういう人がDV加害者と被害者になる！あなたは大丈夫？
こんにちは！
今回のテーマは、どのような人がDVの加害者になるのか？またDVの被害者になりやすい人とはどのようなタイプなのか？詳しく見ていきましょう。
DV（ドメスティック・バイオレンス）とは？ふと思い浮かぶことは、暴力を振るう事と思われていますが、下記のようにDV行為に当てはまる項目が多いと、それに伴いDV加害者になる素質は高いと言えます。
恋人関係、夫婦関係だけとは限りません。あなたの周りにこのような人がいる場合や、一度でも暴力行為をされたことがある場合は、早く相手から距離を置く、お別れをするなど対策をとって下さい！
DVに当たる行為
- 殴る、蹴る、投げ飛ばす、首を絞める
- 大声で怒鳴りつける
- 無視をする
- 物を投げる
- 刃物を突き付けてくる
- 命令をする
- 物を勝手に捨てる、大事なものを壊す
- 人格を完全否定するような暴言を言う
- 交友関係を制限する
- 電話やメールを常にチエックする
- 一日の行動を監視する
- 生活出来ているのは誰のおかげか？と言う
- 生活費を渡さない
- 仕事を辞めさせようとする
- 性行為を強要する
- 避妊に協力しない
- 妊娠しても子供を堕胎するよう迫る
- デート代を相手にいつも払わせる
- DVの原因はお前にあると言う
この様な行為をする加害者！ではどういうタイプなのでしょうか？
DV加害者のタイプ
- 最初は優しい
外面が良く、とてもDVをする人には全く見えません。おまけにプライドが高く、他人が自分をどう見ているのかをとても気にしています。世間体重視なのです。
- 態度が変化してくる
付き合っていく過程で、相手が完全に自分の物になるまでは、とても親切で優しく接します。同性からの評判も良好です。
ある時、自分の物になったとDV男性が判断したら、徐々に態度が変化していきます。相手が傷つく事を口にしたり、乱暴な態度が目立ってきます。普段から考えている事が、言葉や態度に表れるようになってきます！
自分の物になったとは？どういう事を指すのか？具体的には、肉体関係を持った！結婚の約束をしてもうすぐ結婚をする！子供が出来た！など、自分からもう絶対に離れていかない確信が持てた時を言います。
- 飴と鞭を使い分けている
加害者はずっと毎日暴力を振るってはいません。DVの後は、「悪かった！もうしない」と謝ったり、突然プレゼントを渡したり優しい一面を見せます。
これも自分から離れないようにという意図があります。暴力が鞭で優しい一面を見せるのが飴なのです。これを上手に使い分け、束縛も強いので女性が離れていくのを警戒します。
- 男尊女卑の考え
男が偉くて立派。女は男に付き従うもの。男のいう事が絶対で何をおいても男が上の立場という考えを持っています。なので女性には手を挙げることは特別大したことではないと思っています。
また男性の親も同じ価値観を共有していると言えます。
- いつも不安を抱えている
DV男性は愛情が分かりません。なので、女性に対して「愛」のある接し方を知りません。人対人との向き合い方で、相手を大切に出来ないのは愛し方を知らないのです！
人間関係を作るのに相手より自分が優位に立たなければ！相手が自分から離れていくかもしれない不安と背中合わせにいます。自分に自信がないのです。
ストレスを抱えて溜め込んでしまいがちになり、また発散する方法を、身近な存在であり自分から離れていかないであろうターゲットに暴力という形で向けます。
- 幼少期の環境に問題がある
特に男の子は父親の影響を強く受けて育ちます。父親の日常の過ごし方であったり物事の考え方や、人に対しての対応など、男の子は父親を見て思春期まで成長をしていきます。DVを日常的に目にしている家庭や、暴言や争いが絶えない家庭で育ってきたなど幼少期に親の愛情に恵まれていなかった環境に置かれていた場合、DVに対する抵抗感が薄くなります。
母親が過干渉だったり、母親のいう事に従っていれば間違いないんだと、自分で物事を決められない人任せの責任感のない男性だとマザコンになります。
マザコンになるのは父親の影響力が薄く、母親が絶対的な支配力を持っていた家庭で育っている場合に多いのです！
じゃあ、DV被害者になりやすいタイプはどういう人が当てはまるのでしょうか？
DV被害者のタイプ
- 自己否定が強く、自分に自信がない人
DVをされるのは、ひょっとして自分に非があるのではないか？といろいろと考えてしまい、自分の悪いところは治して、DV男性に認めてもらおう！そうするとDVはされないんじゃないか？と。
こういう考えの人はDV気質の人にとって、格好の餌食（ターゲット）になってしまうのです。DVをする人を撥ねつけることが出来なくて、むしろ悪いのは自分なんだからと、受け入れてしまう事になります。
- 友人が少ない人
DVに悩んでも打ち明ける人がいなければ、一人で抱え込んでしまいがちになってしまいます。DV問題は他人にはなかなか相談しにくいものです。
友人がいても、交友関係を制限されている、電話やメールをチエックされている場合はDV相談も友人には出来なくなってしまいます。
- 我慢強い人
嫌な事をされたり、嫌な事を要求されても、相手に嫌われたくない、怒らせて気まずくなってしまったらどうしよう？と仕方なく応じてしまう傾向のある人も、被害者になりやすいのです。私が我慢すれば丸く収まるとか、少しくらいの相手の欠点はある程度は我慢するべきと、自分を抑えてしまう人も当てはまります。
- 生真面目で正義感が強い人
DV＝間違ったことをしているので自分が正そうとか、正しい事とは何か？間違ったことや不条理なことを相手に分からせようと正義感に燃えるタイプもターゲットになりやすいのです。
DVをする人は、自分が間違っていないし、悪い事をしているとは全く思っていません。暴力を振るう事を真っ向から否定をしてもまず納得はしません。
「何、生意気なこと言って！」「お前が人に物言える立場か？」「俺に立てついたな！」と逆に火に油を注ぐことになります。
- 人のいう事を素直に聞いてしまう人
「お前が〇〇だからこうなったんだ！お前が悪い！」とDVをする原因を責任転嫁されても、人のいう事を鵜呑みにしやすい人は「そうなんだ！」言われたことを信じてしまう。こういう純粋に素直な人も格好のターゲットになります。
- 相手に依存してしまう人
相手がいないとダメ！生きていけない！夫がいないと生活に困ってしまうなど専業主婦の方の場合はどうしても依存になってしまいます。DV男性＝束縛する。被害者はDV男性に依存してしまうと「別れられない！」と思うようになっていきます。
対策は？
- 距離を置く
連絡を絶ちましょう。引っ越しをしてもいいでしょう。親しくなると、行動が乱暴になり、人が傷つくことも平気で言うようになってくるとこの人はもうDV気質です。
次第に支配関係が出来上がってしまうと、DVが始まってきます。
一緒にいても嫌な気分になる。価値観が合わなくて、違和感を感じるなど、結婚して夫婦になっても、苦労は多く、常に相手の顔色を窺う生活を送るようになるでしょう。
- よく考えて見る
このまま付き合ってみたら？結婚をしたらどうなるか？
幸せになるのだろうか？よく冷静になってみましょう！
今はまだ我慢は出来ます。でもいつか限界は来ます。
辛抱はできるけど、我慢は出来ないものです。
相手に安心感や安らぎを感じることが出来なければ、生涯の伴侶としてはふさわしくありませんよね。
- 相談をしましょう
DVをされていることを話しましょう。人は家庭生活までは知りませんし、狭い環境の中でDVは発生するので周囲には知られることはまずないのです。
DV被害に遭っている～大変だ！～何とかしてあげよう！と周囲から助けてもらえる場合も。DVを周囲に内緒にしていると、DV加害者の思うつぼです。
加害者は良心がないので、思うがままにDVをして支配やコントロールできるしめしめ！とせせら笑っているのです。
DVをしている～交友関係を制限しているから友人はいない～DVをされていることは誰にも言わないだろう～子供がいるし妻は経済力がない～自分からは絶対に離れていかないだろうと言う構図がDV人には出来上がっているのでしょう。
こんな構図！ぶっ潰しましょうね！自分の生きる道は自分で決める！そこにあなたはいないだけ！笑ってあげましょう！
DV、モラハラ問題のご相談を受け付けています。
まずはお気軽にあなたのお悩みをお聞かせください。
