ひょっとして自分だけがDVをされていると思っていませんか？
こんにちは！
今回のテーマは、DVによる孤独感に焦点を当ててみました。
DV（ドメスティック・バイオレンス）は、親密な間柄の女性に対する暴力行為なので、本来暴行、傷害といった犯罪行為なのですが、ずっと長い間「家庭内の個人的な問題」として扱われてきました。夫婦喧嘩なんてどこに家にもある事、長い生活のうちに殴った、殴られたなんてよくある事・・・なんて思われてしまい、心配な事や、不安な事があっても人には言えなくなっていませんか？
DVの被害に遭っているという事を人には知られたくないと思っている方はとても多いと思います。私もDV被害者でしたから、よく分かります。
自分の家庭内のそれも暴力を振るわれているなんて人には言いたくないですし、恥ずかしい事なんだ！と思ってしまい、黙っていよう！自分が黙っていればいいんだ！それにいつも暴力を振るわれているんじゃないからそんなに大げさではないんだろう！
私も実際当時はそう思っていました。
それに当時はすごく孤独でした。ママ友とは軽くあいさつするくらいの付き合いしかなく、親しい友人もいない。実家とは疎遠にさせられ、頼みの家族はDV、モラハラ夫だし、舅、姑はモラハラ大好き人間、子供はまだ小さく自分の味方にはなってくれない！
絶体絶命・・・私はどうしたらいいのか？途方に暮れていました。自分の職場の同僚は明るく輝いて見えて、それに比べて私は家族にさえ認められない，最も信頼するべき夫にさえ暴力を振るわれている私は一体何？自分だけが、こんなに辛い思いをしているなんて、家族からこんな理不尽な意地悪をされているなんて自分だけなんだ！
絶望の底に沈んでいました。
そういう状況からふとした時、何気なく見かけた雑誌にDV関連の特集を組んでいたのに目が釘づけになりました。コレってまさしく、私の事だよねって！
「そうか！私ってDVの被害に遭っていたんだ！」ここで初めてDV被害者だとわかりました。その記事にはDVとはこういう事で、逃れるには離婚が一番とかなり具体的な内容が書いてあり、書いてある記事内容をそっくりそのまま実践して、私は離婚にこぎつけました。
皆さんが私のように行動しても周りの状況も人それぞれであって、上手くいくとは言えませんが、だた言えることは孤独感を抱えているのはDV被害に遭っている方が、どこかで抱えている気持ちなんです。あなたがおかしいとか、変だ、変わっているんじゃないですよ。
DV被害者はとても多く、みんな自分がDVをされているなんて公にしないだけで全国的に被害は広まっているのです。家庭内のことを知られたくないと思っているのが、いけないのではないのです。悪いのはDVをする側です。なので「自分だけ」という孤独感は抱えないでくださいね。決して自分だけではないのですから。辛い思いで耐えている仲間は沢山います。私のようにわずかなきっかけでもDVから逃れることは出来るのですから、諦めないでくださいね。きっかけに気づいても動くことが出来なければ、きっかけにはならないので、チャンスと思って飛び込めば、いい方向に向かうのでまずは、行動あるのみです。
DV、モラハラ問題のご相談を受け付けています。
まずはお気軽にあなたのお悩みをお聞かせください。
