DV被害に遭ったら対策はコレ!
こんにちは!
DV被害の対策を詳しくまとめてみました!
DV被害のほとんどが、恋人間や夫婦間が非常に多く、近年DV被害に対する対策も知られてきていますが、一向にDV被害は減少には至っていません。
DVとはどういったものなのか?認知されてきてはいますが、DVは減らない現実!それだけ人対人との関わり合いがゆがんでいる世の中にみんなが置かれているという事なのでしょう。
DVとは?
ドメスティック・バイオレンスといわれ、非常に狭い空間で発生する暴力行為の事です。例えば、家庭内でだけとか、人が見ていない場所でだけ(二人っきりの時)に起こりやすいのです。人が大勢いる時や、自分より目上の人がいる時など、DVをしている場面を見られてはまずい事を加害者は認識しているので、他人の面前では絶対に暴力は振るいません。
他人の面前ではいい人として振る舞わなくては!またはいい人と思われたいと自分の評判もすごく気にするのです。
なので、暴力を振るわれていると訴えても、夫婦ゲンカの一環とか、「えっ、あんないい人が暴力なんて振るわないよ!あなたの勘違いじゃないの?」と言われてしまい周囲に信じてもらえず、逆におかしいのは自分の方なのではと思われてしまう事にも。それだけ本人とDV行為とのギャップが激しいという事です!
DVはどういう事をされるの?
DVには種類があります。
- 精神的DV=モラハラとも言われます。暴言を吐く。相手が嫌だなと思う事をピンポイントで攻撃をする。個人的にターゲットを決めて徹底的に相手を蔑む。否定をする。嘘をついてでも悪者に仕立てる。長時間の謝罪や土下座をさせる。
- 肉体的DV=殴る蹴る。投げ飛ばす。物を投げる。刃物を振り回す。相手を切りつける。
- 金銭的DV=買い物をしたレシートを細かくチエックする。生活費を渡さない。専業主婦を強要する。
- 社会的DV=交友関係を制限する。メールを勝手に見る。実家と疎遠にさせる。
- 性的DV=性行為を強要する。相手を思いやらない(避妊をしない。子供が出来ても堕胎を迫る)
この様に種類があります。大体複数のDVが合わさって被害に遭っているケースがほとんどと言ってもいいでしょう。精神的DVと肉体的DVと金銭的DVの被害に遭っているなど被害内容も多様化しています。
DVは収まるの?
夫婦ゲンカとDVを同じと一緒にしてしまいがちですが、お互いついカッとなって言い合いになり、つい手が出てしまったのが夫婦ゲンカであって、DVは、一方的に相手に暴力を振るう事です。
夫婦ゲンカであれば、お互いに仲直りをすれば一時的な暴力なので収まります。DVは、はっきり言って収まりませんし治りません。
DVには一定の周期があります。一時的にDVは止みますが、ほんの一時的でしかありません。DV~休止期間~DV~休止期間という風に、一定のリズムによって繰り返されます。
最近夫の暴力は止んでいるからDVは治ったんだ!とはならないのです。DVをされないのはただDVの休止期間に入っているのでしょう。またいつかDVは始まります!
DVが発生する構図は?
DV加害者は一様にストレスを感じても、それを発散する方法を知りません。
少しの事でもストレスを感じてしまい、それを溜め込みやすいので、ある日一気に爆発させます。DVをすると特定のターゲットに向けて、それは怒りであったり、イライラであったり、下に見られたバカにされたと腹が立ったなど、日々の鬱憤を溜めに溜め込んでいきます。まだこの時期は暴力は振るいません。
さあ、ため込んでいたストレスや日々の不満を爆発させる時期が来ました。
DVのターゲットはもう決まっています。ターゲットは妻であったり、恋人であったり、身近な存在の極々親しい関係限定なのです。
些細な事柄から、暴力が始まります。暴言から始まり、手を挙げられ・・・被害者はただ嵐の過ぎ去るのを待っているしかありません。
暴力を振るい精神面も満たされ気が済んだら、その後は、途端に優しくなる。何事もなかったかのように振る舞い笑っている。
被害者は、さっきのDVは一体何だったんだろうと混乱します。DVをされたことを抗議すれば、一転して、泣いて謝ってくる。もう絶対に暴力は振るわない、誓えるという。これで夫は改心してもう二度と、暴力行為はしないだろうと。
ふとみると、いつもの夫の姿です、子供と触れ合っている夫はDVとは無縁に思えてきます。でもこれで一件落着とはいかないのがDVの怖さでもあるのです。
また繰り返されていくのです。
怒りや不満や鬱憤を溜め込んでいる時期~それらを爆発して暴力で発散する時期~普段の夫に戻る時期~ストレスや不満を溜め込む時期~と、このサイクルを繰り返していきます。
どうでしょうか?同じ空間にいられますか?こんなDVをする人とはさっさと離れましょうね。DVが収まったというのはDVの休止期間に入っているのですから、また確実にDVは始まるのです!
対策は?
- 信頼出来る人にまずは相談をしてみる
- 加害者から距離をとる(家を出る、別れる)
大切なのは特にDVの場合は我慢をしない事。辛いなら辛いと言える事。
我慢をしていても、DVは止みません。不思議とDVはどんどんエスカレートしていき、DVの程度もひどくなっていきます。身の危険にまで発展してきますから、決して大袈裟ではないのです。
まずは相談をする。相談をする人も、信頼の出来る人が望ましいです。一方的な言い方をしたり、片方の言い分しか聞かない。DVの被害に遭っていても信じない等、残念な事にこのような物事の捉え方しかできない人もいますから、DVの相談をする場合には相手はよく選んだ方が賢明でしょうね。
相手から離れる事。家を出る、相手からお別れするなどとにかく一刻も早く離れる事です。近寄ってはいけません。
夫婦間の場合、「子供がいるから別れられない!」でも、果たしてそれは正しい選択なのでしょうか?
よっぽどDVをされている場面を子供が目撃してしまう!母親が暴力を振るわれている様子を子供は全部見ていますし、全部感じ取っています。いっその事さっさと離婚してしまった方が子供の精神は良好になると思いますが、もちろん簡単にはいかないと思いますし、それぞれに事情もある事でしょう。でも、細かいこれからの夫婦間、親子間の取り決めは後から決めればいい事なのであって、まずはDVから離れましょう!
どう選択するのか?どう生きていくのかも決めるのは自分なのです!
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