DV家庭でも思いやりの必要性！
こんにちは！
今回のテーマは、家事や育児への周りの理解度や大切な事を考えていきましょう。
あるDV被害者のケースですが、夫からのDVはもう殴る蹴るは当たり前。怒鳴るなんて毎日。ありとあらゆる暴言を吐かれて辛く、その辛さをつい子供にぶつけてしまう。怒りたくないんだけど精神的に余裕もない。夫からはDVをされている状態なので、そのストレスで子供に手を挙げてしまうという女性がいました。
子供に手を挙げるなんてどういう母親なの？自分が辛くても、子供に当たるって信じられない！このような意見もあると思います。
でも私は理解できます。
子供につい当たってしまうくらい「辛かったんだ」と思うのです。この辛い心境は人それぞれでしょうし、受け取る人にもよると思うのですが、DVの辛さは半端ないです。毎日続けば弱い立場にストレスの発散がいってしまうもの。だからと言って子供へのDVはいけませんが、心境は理解できます。
それに大抵DV夫は全体的に家事や、育児に無関心が多い、非協力的な事がほとんどです。夫の両親と同居されている場合は、更に大変です。義父や、義母が良い人なら何も問題はありませんが、考え方の違いや、生活習慣が違うとストレスにもなってきます。
DV家庭でもそうですが、古い考えの家庭では家事や育児は女の仕事となってきます。
元夫の家はどうだったか？と言いますと、実権は舅、姑が握っていて、夫はマザコンでしたから、全て親の言いなり。右を向けと言われたら右を向く、それで何かストレスがあるとDVをする！舅や姑は嫁にモラハラをしていました。
ここで当時の私の朝の様子を挙げてみましょう。
朝のスケジュール
- 5時に起床し、家の掃除を済ませて、朝ご飯の支度をする。家族が起きてきて、ご飯になる。夫は目覚ましが鳴っても起きないので何回も起こしに行く。（最低５回は起こす）子供たちを起こして、ご飯を食べさせる。家族の食べた食器を片付けて洗う。子供たちに保育園の準備をさせる。自分は出勤の準備をする。
- ８時に保育園に連れていく。自分は出勤する。
この様に一部ですが紹介しましたが、朝だけでもこのような毎日です。
皆さんも仕事を持っていればこのように忙しい日々を過ごしているでしょうが、でもそこにDVが存在すると言うと自分の存在は一体何だろう！
報われない日々にむなしさを覚えてきても、子供がいれば何もしないわけにはいきません。
これでも夫や、舅、姑からは、私は普段からぽ～んとしていて何もしない嫁と言われていて、私はとにかく頑張ろうとしていました。私が動けば今より良くなる！みんなが自分を分かってくれるだろう！みんなが仲良くするにはどうしたらいいんだろうと、常に頭を使って立ち回っていましたが、なおさらDVはエスカレートしていき、私の努力は見事に裏切られて行きました。私が明るくしていると、余計に逆効果になってしまい、生きる気力がだんだんそがれていって、もうどうでもいいと思えてきて、一生このままDVやモラハラの餌食となり一生終わるのか？とむなしくもなりました。
仕事をしている時が唯一現実逃避出来る空間でした。とても、笑顔でいられる心境ではありませんでしたが、少しでも、DVを忘れられる時間でもありました。
でも、そんな私でもDVから逃れることが出来たのです。やはり逃げようと思い、すぐに行動したのが吉と出たのです。いつまでもどうしようと迷っていれば、いまだに、まだあの家でDVをされ続けていたかも知れません。
私のケースとはまた違うDVやモラハラ被害を経験していると思いますが、女性は結婚すると家事、子供が産まれれば育児、仕事とフルに動かなくてはいけません。少しでも家族は毎日の負担を減らせるようにするべきですが、男性側の仕事が大変なのもお互いに理解してあげて、みんなで協力しあうのが理想なのでしょう。
男性もやったことないから、苦手だからと言って家事や育児を放り出していませんか？女性も、最初から家事が出来るわけではないし、育児なんて初心者です。赤ちゃんを抱っこするのも危なっかしいのです。ただ仕事ばかりしていればそれでいいとか、女の仕事と決めつけていて、未だに男尊女卑の考えを持っている家庭ではそれが当たり前になっているのも事実でしょう。DV家庭ではコレ常識です！
昔からの田舎の地域だと未だに当たり前の風習として残っているんでしょうね。
DV男性でも、家庭内の事に少しでいいから目を向けていくとまた視野が広がっていくでしょう！でも暴力は許されません！DV被害に遭っているみんなの声なのです。
DV、モラハラ問題のご相談を受け付けています。
まずはお気軽にあなたのお悩みをお聞かせください。
