DVの連鎖を断ち切ろう！子供に与える影響は深刻！
こんにちは！
今回のテーマは、親のDVは子供にも影響を与えてしまう事を深く掘り下げてみたいと思います。
内閣府の男女間における暴力に関する調査報告書（H.30.3月）によると、3人に1人が配偶者によるDVの経験があり、7人に1人が継続的にDVを受けている。20人に１人が命の危険を感じるほどのDVを経験しているという報告がありました。
家族として子供は否応なくDVの被害に巻き込まれていき、その影響は子供にも及んでしまいます。DVの本質は「支配とコントロール」で成立しています。パートナーが、自分の思う通りに動かない、自分に従わないとき、「暴力を振るう」手段を使います。DV加害者は、暴力を振るう事が非常に効率がいい事を良く分かっています。身体的な痛みや恐怖を植え付けて、言う事を聞かせる方が手っ取り早い事をよく心得ています。
子供に与える影響
身体的な暴力を見せられる恐怖だけではなく、様々なDVによって生じる夫婦の力関係を学習してしまう。
- 父親からの精神的、肉体的な暴力を見て育った子供
DV被害者や加害者になりやすいという事が挙げられます。どうしても男の子の場合は、父親の影響が色濃く出てしまい、父親の行動を真似てDV加害者になりやすいと言われています。次の世代にDVは連鎖していきます。
DVをする父親に反抗をすると暴力を振るわれてしまう。自分のいう事を聞かせたいときは、父親がしていたように暴力を振るうと、自分の思うように相手が従うんだ！
と無意識に自然と学習していきます。
やがて大人になったら
成人して自由が手に入り、結婚により家庭を持つと、暴力の矛先は妻や子供（弱い立場の人）に向けられます。何でも言うことを聞いてくれる存在として、自分が絶対的な立場になったと錯覚しているのです。
自分の父親はDVをしていた。父親と同じことは絶対にしない。反面教師と思って心に固く決めていても、子供に連鎖して繰り返される事にもなってしまうのです。
DV家庭で育つと「暴力を振るう」行為に抵抗感がないのでしょう。だって、暴力は毎日自然と目にしていた日常的な事になってくるのです。次の世代にDVが連鎖をしないようにここで断ち切ってしまいましょう。
乗り越えよう
暴力を心の底から嫌って、父親のようにはならないと固く誓い、乗り越えている方も多くいるのも現状なのです！彼らは、幼いころからDVが刷り込まれていて、DVの記憶を消して乗り越えるのは、もう自分との戦いでしょう。
例え幼少期のDVの苦悩がどれだけ辛く苦しくても、これからの自分をどう歩んでいけばいいのか？を考えて見ましょう。
辛いのは親のDVをずっと見せられてきたから？
幸せじゃないと思う通りにならないのを親のせいにしてはいけません。それは違うと思うのです。DVからは何も生まれません。DVは人から何もかも奪っていくのです。生きる気力、人生の目標を持てなく無気力になり、個人の人格を失い、笑顔も奪い、お金まで無くなり、友人、親も疎遠にさせられます。
そんな苦しみを人に与えるDV被害！次の世代に連鎖してはならないのです。連鎖を断ち切って生きていきましょう！
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