デートDVは本当に他人事?その恋愛が危ないワケ!
こんにちは!
今回のテーマは、デートDVについて詳しく見ていきましょうね!
デートDVとは?
特に恋愛関係になっている二人の間の支配している人、支配されている人の関係性の事です。デートDVは、二人でデートをしている最中に何らかの暴力を振るわれる事ではありません。恋愛関係全部の事であって、「デートの最中」と決まっているワケではないのです。簡単に言うと、恋人間のDV、恋愛関係の間柄のDV、恋人によるDVと言った方が早いのですが、一般的には「デートDV」で通っています。
多くの人が持っている恋愛観が意外とデートDVに繋がっていると思うのです。
これらは誰しもが加害者、被害者にもなり得る可能性があります。
以下の項目に当てはまっている場合はデートDVの被害に遭っているのでは?という疑いがあります。
チエック項目!
- 相手と付き合っていて嫌だなと思う気持ちを押し殺している
- 相手を怒らせないように気を使う
- いつも一緒にいて相手に尽くしてばかり
- 付き合っていて心が傷付くことがしばしば
- 何か問題があっても、自分が折れる事によって解決を図ってしまう
- 相手は二人の問題に第三者が入る事を嫌う
- 彼は束縛をする
- 女性を自分の物と思っている
- 程度は軽くても暴力的な事を言われた、またはされた
まだまだ当てはまる項目は多数ありますが、大体これらに当てはまっている場合は高い確率で、デートDV被害に遭っているという疑いが濃厚!
どうして男性(女性の場合も)は好きな人を傷つけてしまうようなDV、デートDVをしてしまうのでしょうか?
実は多くの人が加害者であること、自分が加害者であるにも関わらず、そのことに気づいていない事が多いのです。加害者は自分が彼女にしている事は、DV行為だとはこれぽっちも思ってなんていないのです。
力による支配へ
デートDVは、夫婦間のDVとも共通するのですが、加害者は一様に「力を使っての支配」を悪い事とは思っていなくむしろ肯定しています。デートDVをする人は誰彼構わず通行人を殴ったりはしません。特別な異常者でもありません。ごくごく普通の人、一見するとさわやかな優しい男性であって強面ではないのです。
正し彼らは、力を使った支配に優越感を持ち、自分よりも弱い者を思い通りに動かすことを「悪い事」とは思っていないだけ。
本人に明確な自覚なんてなく、自分中心に物事を考え、相手を支配をして優越感を感じているのです。
デートDVという「力」を使ってはいますが、女性が自分から離れていく事に敏感になっていて、別れることは許さない、だから執着もする。女性の離れていくのに対抗するためには力で対抗して支配をするしかない!だから暴力を使う!それを使えば思い通りに事が運ぶのをちゃんと知っているのです。暴力は言うことを聞かせる方法として手っ取り早い事を良く心得ていますから、決して愚かではなく、知能犯ともいうべきでしょうか?
相手に障害が残るほどの大ケガを負わすということは悪い事だし、絶対にしてはいけない事と思っていますが、自分の今している事はそれほど悪い事とは思ってもいないのです。却ってこれくらいは当然と言う気持ちなんでしょうね。DV加害者、暴力男性と言われても納得はしないでしょう!
支配のための手段は?
相手を支配するためにはあらゆる「力」を使います。理由はただ支配をしたいから。
身体的な暴力、暴言を吐く、性を利用する、金銭的(収入面)、地位、家族、年齢、同情(泣いたり、謝罪、急に優しくなる)
この様な事も支配の手段になってしまうのです。
特に同情を力に使うのは、計算をして被害者を手放さないためにとっている行動であるので、だまされてはいけません。「反省や謝罪する優しい俺は結構いいやつ!」という内面の自己満足と言えますよね。
本当に真に反省をしているのであれば、深く考えて、被害者となってしまう女性をこれ以上増やさない事。被害者の女性の前から消えるという形をとるのも一考ですが。DV男性は女性を絶対に手放したくないから、難しくなってくるのです。
対策は?
- シングルを寂しいと思わない
少しくらいDVをされても、少しくらい嫌な事を無理にされてもと思って我慢をして付き合っているとデートDVは減らないし、むしろ今はどんどん増加中なのです。確かに「おひとり様」という言葉もありますが、一人になるという事は恥ずかしい事ではないし、悪い事でもない。それに負けてはいけない!
DVから離れられない。寂しいからと依存になってはいけないのです!
一人で自立する事。この場合精神的に自立という事。
自己肯定感を高く自信を持つ。寂しさで恋愛に逃避してはまたデートDV、結婚後のDVに遭ってしまう危険があります。
- 嫌われないようにと考えない
相手と仲良くしなければ。こういう事をしたら嫌われてしまうと言うのは何事もバランスが大事。極端にどちらかに偏ってしまえば上手くいきません。時には自分の思いを吐きだして主張することも大事。お互いが思いやれば多少はバランスが偏ってしまっても、軌道修正は上手くいきます。
- 相談をする
DVから脱出する方が先決です。そのためにはDVを隠してはいけません。今の状況、自分の思い、これからの事をどういう風に進んでいけばいいのか?話してみましょう。
DV被害は隠さなければならない事ではないのです。DV被害に遭ってしまったら、これからどうすればいいのか?を考えていきましょうね。
DV被害に遭ってしまったことは仕方のない事と思い、成長できた事、学ぶことが出来たことを誇りに思って、過去は振り返らないで前を向いて生きましょうね。
- 加害者にも反省を
周囲は自己中心的な彼の暴力的な部分をしっかりと指摘をし、自分が今彼女に行っている事を見つめてもらう。相手がいることを肝に銘じ、暴力を振るう自分を律していかなくてはいけません。
周囲も彼を常に監視しなければダメ。
暴力を振るう自分を自覚して生きていきましょう。
これでも効力がない場合はお別れという選択肢もありでしょう。
デートDVからそのまま結婚をして夫婦間のDVに突入してしまうことは大いにあります。出来るだけ早期にDVの芽を摘むことが大事なのです。
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