モラハラチエックの項目に当てはまらないとモラハラとは言えないの?詳しくはコレを!
こんにちは!
今回のテーマは、私が受けた相談内容にモラハラの項目に当てはまる項目もあれば、そうじゃない項目もあるのですが、コレってモラハラと言えるのですか?という方がいました。なので今一度、きちんと見ていきましょうね!
今あなたのされていることは、ひょっとしたらモラハラかも知れません。一回モラハラチエックをしてみましょう!とある場合、主に典型的なモラハラ人のモラハラ行為を挙げています。
幾つ当てはまれば、モラハラと認定され認められるのか?当てはまる項目が少ない場合はモラハラとは言えないのか?私は当てはまる項目の数で決まるのではないと思うのです。
モラハラ加害者のチエックリスト
加害者の普段の行動や、あなたが加害者からされている事をチエックしてみましょう!
- あなたの居場所を確認する。または行動を監視している
- メールのやり取り、電話で話す内容、外出先で一体何をしているのかをいちいちチエックしている
- 生活費は渡さない。またはわずかの金額を渡して、「これでやりくりしろ!」と命令をする
- 節約、節約とうるさく言うが、自分のためのお金はお構いなしに使う
- 給料明細は一切見せない
- 結婚後も子供が出来ない事を一方的に責める
- 子供の前でも平気で「母親失格!」「子供のしつけも出来ないのか!」「一緒にいるとお馬鹿さんになるからママなんて相手にするな!」と子供に言い聞かせる
- 頭が悪い、役立たず、何をやらせても何もできないとバカにする
- 実家や親しい友人をバカにする
- 外見をバカにしたり、学歴や職歴をバカにする
- ワザと大きな音を立ててドアなどを閉める
- 「出て行け!」「お前なんていなくてもいい!」「子供を置いて一人で出て行け!」と言う
- 車に同乗している時、危険運転をしたので「危ないじゃないの!」と抗議をしたら、突然キレて車から降ろされて走り去られた
- 大切にしている物を勝手に処分したり壊す
- 何時間もしつこく説教をする。厳しく問い詰めて反省文を書かせる
- 怒鳴る、命令口調で強く言う
- 些細な事でも決して許さず、無理やり土下座や謝罪を求める
- 病気になっても、怠けたいために仮病と言い、看病をせず、病院の受診もさせない
- 別れ話をしたら、「別れるくらいなら死んだほうがましだ!」「子供を作るぞ!そうなれば離婚は出来ないだろう!」と言う
- 徹底的に無視をして口を利かない
- ドアや壁を叩いたり蹴ったりして目の前で壊して怖い思いをさせる
- あなたの人前での発言や人前での行動についてあれこれ言う
- あなたの料理に文句を言う
- 仕事に就かせない。自分の気に入った仕事に無理やり就かせる
- 趣味や楽しみを止めさせる。または制限させる
これらは、一つ一つ見て見ると「な~んだ!大したことないよね!」とモラハラ被害に遭っていない方や、モラハラ被害の事を全く知らない方は、「こんな事って本当に実際あるの?こんな事を人にする人っているのかな?」と思ってしまうかも知れませんが、本当に存在しているから問題になっているのです。日常的に繰り返し続いてしまうと、被害者はだんだん疲弊し精神が壊れてしまいます。
余りにも辛い日々に、何か別の事をしたりして気持ちを紛らわせたり、無理に自分を納得させたりして自分を抑えているのです。
モラハラ被害者チエックリスト
加害者のチエックリストではなかなか判断がつかない方もいるでしょう。それだけモラハラの被害は近年多様化していていろんな被害のケースがあるという事なのです。
でも、モラハラの被害者のためのチエックリストで当てはまる項目が多くあれば、モラハラの被害者となっている可能性は高いと言えるでしょう。
- 何かの用事で外出をして帰宅が遅くなってしまったら、そのための言い訳を「どうしようか?」とあれこれ考えてしまう
- 加害者の機嫌を怒らせないようにと、内緒で隠している事や、些細な嘘がある
- 以前に楽しんで続けていた趣味を今はやめている。今は楽しめない環境だ
- 物などを購入する時、自分の好みや、考えを聞いて貰えないだろうと諦めてしまい何も言わない
- 相手が怒りだしたら、早くその場を収めようと努力をする
- 買い物や旅行に一緒に出掛けても気が乗らない。仕方なく付き合い表面上は楽しく振る舞う
- 加害者が仕事から帰宅する時間になると、緊張して部屋を片付けたりする
- 加害者が外出中でも突然早く帰ってきたりすると、がっかりする
- 加害者の言っている事が間違っていたり、矛盾点があっても反論しないで受け流してしまう
- 何事も完璧に物事をこなそうとしてしまう
- 加害者がいない時はのびのびと振る舞える
- 加害者が何を考えているのか?と常に先を読むことに神経を使っている
- 加害者に何かを言っても機嫌が悪くなって、また怒りだしてしまうと思うと、気が重くなるので、あえて言わないでおこうと思う
- ちょっとしたミスをしても、怒られてしまうのでは?とひどく心配してしまう
- 自分の行動に対して、加害者の反応を先に読んで、トラブルが発生した時の事態に備えようと思いを巡らせている
どうでしょうか?被害者のチエックリストに当てはまる項目はありましたか?
被害者は毎日辛い日々を送っているのです。
では一体どうしたらベストなの?
なかなか現実はと言うと、別居!離婚!に踏み切れないのが現状でしょう。
「夫は根っからの悪人ではない!」
「子供には優しいパパだ!」
「子供はかわいがってくれるし、子供に父親は必要なのでは?」
「私さえ我慢をすればいい!」
「離婚をして子供に肩身の狭い思いや、生活面で不自由はさせられない!」
普段から、モラハラ加害者は「家の事も満足にできないくせに!」人一倍動いていても「体一つ動かさない!何もしない奴!」「役立たず!」と言われているので、一人で生活や自立する自信が持てなくなっています。
自分一人で子供を何人も抱えて、自立をして生活を整えていく自信なんてないというのが現実問題としてあるのです。
自分が、起業して社長である、女医である、弁護士であるなど高い収入が見込める方なら、さっさと行動を起こしています。出来ないから苦しんでいるのです!
モラハラ夫の場合、妻が別居や離婚に踏み切れないトップの理由に挙がっているワケは生活面で不安定になってしまう不安だと思うのです。
別れたいと思っても、相手が簡単には別れてくれそうにない。また逃げても執拗に追いかけられ、見つかって連れ戻されてしまったら、どんな仕返しが待っているのだろうと思い怖くてできない。子供がいれば学校問題は?転校しないといけないの?
将来の経済的な不安もあります。
夫がモラハラを止めて心を入れ替えて改心してくれるのが、一番楽で円満にいきます。
しかし、ここでポイント!
モラハラ夫は、あなたとの将来のために自分が変わるんだ!と言う強い意志があるかどうか?
例えカウンセリングや加害者の更生のためのプロブラムなどを行っても、本人が真摯に誠実に自分と向き合って更生するのだ!としっかりとこの問題に対して取り組む態度で臨めるのか?
ここが大事なのです。
ハッキリ言って難しいです!
加害者は自分がモラハラをしているという問題を、自分から素直に認めることはほとんどありません。
「別居か離婚か?う~ん迷うところだよね!」とあなたが思っている間にも、子供はモラハラが蔓延している環境にいます。
そして母親の不安な顔や態度を見ながら、いろんなことを感じながら育っているのです。モラハラ夫はひよっとしたら、変わってくれるのではないか?というごくわずかな可能性をいつまでも期待をするのですか?
おのずと「どうすればいいのか?」答えは出ていますよね!
DV、モラハラ問題のご相談を受け付けています。
まずはお気軽にあなたのお悩みをお聞かせください。