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モラハラ被害から心が回復してきているサインとは?

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こんにちは!

今回のテーマは、モラハラモラルハラスメント)は別名「魂の殺人」と言われています。モラハラから逃れることが出来たら一件落着とはいかず、その後もずっと苦しみが続いている方も多いと思うのです。被害者の心の回復について取り上げて見ました。

 

早期にモラハラから抜け出して、加害者から離れることが出来た方は非常に幸運な方と言えます。しかし、幸運だったからそれで良かったとは言えません。受けた辛い出来事は被害者の心から消えてなくなることはありません。

時間はかかるけど次第に回復し、苦しみが徐々に消えていくようになるのは比較的モラハラの程度が軽い場合なのでしょう。

いつまでも決して消えない心の傷と、向き合っていかなければならないという辛さを抱え、健康な状態には戻れなくなることもあります。

 

実際私もモラハラ被害者です。

真のモラハラ加害者は夫の母親でした。この母親(自己愛性パーソナル障害)が周囲の人たちを操って自分の手足のように動かして私にモラハラ行為をさせていました。

人を使って自分の思うとおりに周囲の人たちを操るのは得意中の得意技な人でした。自分は裏で巧妙に工作をして、上手い具合に人を操作していたワケです。

この義母の行動は全て自分のため。自分がこの家の中で最も大切にされなければならない存在であって、その地位が少しでも脅かされてはならないのです。自分を脅かす存在は排除するかずっと下まで落とさなくてはいけません。例えそれが自分の夫であろうと、自分の子供であっても、かわいい孫であっても容赦はしません。

どうやら私は義母の地位を脅かす危険な存在だと、見なされていたみたいですが、そんな事当時の私は知る由もないのです。私が得ているもの。夫との夫婦愛。子供を授かった喜びや子を慈しむ母親の愛。新しく家族の一員となり迎えてもらった初々しさ。

どれもこれも義母からしたら、苦々しい事だったのでしょう。嫁の物は自分の物。決して自分の手に入れられないものを欲しがる羨望は果てしなく、決して現状に満足はしません!

私の得ているものを手に入れて、取り上げる事に成功すると、同時進行で悪いのは私という流れを作っていき、そのことにずっと気が付かないでいた私。何か変だ!何かがおかしくなっている!いつの間にか私がとんでもなく悪い人になっているみたいだ!みんなが義母のいう事を信じてしまっている!

問題の核心に近づいてきた時には、時すでに遅し!家族はモラハラ一家になっていました。夫は私から背を向けDVをし、モラハラまでも。

一番の悪は義母。家族は操られていただけに過ぎなかった!それに気が付いたのは、ずっと後になってからでした!

一見して心の問題は本人にしか分からないと言われるほど複雑であって、深刻なのです。普通に日常を送ってはいても被害者が傷ついていないはずがないのです。

例え笑顔を見せて明るく振る舞っていても、心の中は苦しみで一杯なのです。

でも泣いてばかりでは生きてはいけません。立ち上がらないと!

 

余りに心が辛い場合は専門家の元でカウンセリングをオススメします。お金はかかりますが確実に心は回復に向かうでしょう!

では私は一体どのように心が回復していったのかと言いますと、もちろん子供の存在は大きいです。かけがえのない存在です。

でも被害者の方に全て当てはまる事ではありません。状況は人それぞれですから。

その他に被害者の方の心の回復の参考になるであろうことを紹介していきますね。

 

 

心の回復の兆候

 

被害に遭っていた時は、とにかく情報が入らなかったのです。思考が停止した状態でいつも気持ちが沈んでいて鬱の状態でした。

決死の思いで逃げ出し、その後、自分と同じような辛い経験をしている方が大勢いることを知りました。モラハラという物は一体何なのか?DVとモラハラの関係は?いろんな情報を得たいとネットや書籍を読み漁り、夫と家族が加害者で自分は被害者だと理解しました。

何がいけなかったんだろう?

どうしてこうなってしまったんだろう?

私にも悪いところがあったのでは?

ずっと罪悪感に苦しみ、被害者なのに間違った認識を抱えて苦しんでいたなんて!

「被害者だった!」自覚することで心は軽くなっていきました。

 

  • 辛かったことを振り返る

辛かった経験はとにかく忘れよう、忘れようという意識が働きます。出来るだけ思い出さないようにするのが人間の心理です。でもそう思えば思うほど、不思議とその場面や言われたことやされたことが、不意に思い出されて嫌な気持ちになっていくという事の繰り返しでした。意識の奥深くに閉じ込め沈ませようとしても、浮かんできてしまうのです。

この閉じ込めようとするのは余り良くないみたいです。

思い切って辛かったこと、嫌だったことを解放してあげる事をした方がいいという事を知り早速実践しました。

 

私はモラハラやDV関連の書籍を読み漁りました。人によってはネットの情報でもいいと思います。私は昔から本が好きで本と共に過ごしてきましたので書籍にしました。

この作業は非常に辛く、重く、涙が止まらなくなり、切なかったでした。

自分と全く同じような体験を目にして、自分だけではなかったんだと勇気を貰えました。自分はただ虐げられていただけだったんだと、はっきりと分かりました。

 

自分がされたことや言われて辛かったことを紙に書き出すのも心の回復には有効です。書くという行為により、嫌でも被害の全貌が蘇ってきます。しんどい作業ですが辛さを乗り越えるためには必要な作業なのです。体調を考慮して少しづつ取り掛かってみて下さい。

こんなことを人に平気でする人(自己愛性パーソナル障害)がいるんだという事も分かりました。人を傷つけずにはいられない人が普通に存在する現実!

 

モラハラの奥深くまで覗いた今なら、モラハラ行為に対して「NO!」と言えることが出来るようになりました。暴言や暴力に対して何も出来ない、何も言い返せない自分の無力さを恥ずかしく思い、いつでも何をするにも自信がなかったのです。

でもモラハラやDVの事を一から学ぶことも出来ましたし、失ったものもありましたが得たものも多かったですね。今の活動の原点にもなっていますし、過去の辛かったことも少しずつではありますが心の中で消化していく事が出来るようになりました。

 

  • 被害者だと公表出来る

いつまでも、DVモラハラ被害に遭ったことは、恥ずかしい事なんだと思っていました。自分の恥な部分は見せたくないと思っていました。それに周囲に好奇の目で見られることはよく分かっていましたから、話せませんでした。

周囲の人は「今はDVはされていないんだよね!良かったじゃない!」

「再婚できたんだからこれでプラスマイナスだね!」

「いつまでも過去の事を引きずっている!」などと言われて余計に傷ついてしまった事も。私は夫や家族に大切にされなかった人間だと思われていて、本当にみじめで情けなくなお一層自分に自信が持てなくなっていました。

 

でも自分に出来る事って何だろうと思い、ブログを始めて、思い切って被害者だと公表もして顔も出してみました。もちろん顔を出すことは最初は躊躇しましたが、一旦顔を出してみたらどうってことないという事に気が付きました。恥ずかしい事でもないと。

ましてや被害者だと知られる事=恥な部分とは思わなくなりました。

自分が悪かったのではなかったという事を理解することができたことが大きかったようです。

泥沼地獄から抜け出せて自由に生きられるようになったのはラッキーだったと思います。次第に出来る事もどんどん増えていき、自己肯定感も高くなりました。

 

 

これは私のケースです。もちろん途中で上手くいかない場面もありました。落ち込んでしまい「これでいいのか?」と思う事もありました。心の問題なので、他人には理解してもらえないのです。

しかし、モラハラ被害に遭っていた頃は、よく「お前がそんなにダメなヤツだから子供までダメになる!」と自分の全てを否定され、存在すら否定する考え方はやっぱり変なのです。お前はダメなヤツだ!お前はまともじゃないからおかしいぞ!と言っている当人(加害者)が一番おかしかったのです。

他人に自分の振る舞い、性格、考え方を強要され、完全否定されることは自分の意思や決めることを奪う事なのです。自分の未来や希望も奪い、何一つでも自分で決める事さえも許されなかったのです。

自分の行動によって状況は変わっていきます。未来は変わるのです。

このままずっと辛さが続くのか?と苦しみにあえいでいたのはもう過去の事。

自由に自分らしく生きて行けるのは人生の喜びなのです。

 

 

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