DVで暴力に当たる行為とはコレ!
こんにちは!
今回のテーマは、暴力行為についてどのような事をすると暴力行為なのか?詳しく見てみたいと思います。
DV(ドメスティック・バイオレンス)被害は年々増え続けていて、今や3人に1人がDVの経験があり、DV経験者の10人のうち4人が繰り返しDVを受けていると言われています!
DVに当たる暴力とは、一体どういうものが暴力と言われるのか?今、被害に遭っている方や、誰もこれから被害に遭わないとは言い切れないくらいDVは増加しているのです!なので、この記事が少しでも、そのような人たちの参考になる事が出来れば良いと思うのです。
では具体的に暴力に当たる行為とは?
身体的な暴力
- 平手で顔を打つ
- 足で蹴る
- げんこつで殴る
- 髪の毛を引っ張る
- 身体を傷つける可能性のあるもので殴る
- 首を絞める
- 刃物を突き付ける
- 腕を後ろへねじる
- 引きずりまわす
- 物を投げつける
精神的な暴力
- 大声で怒鳴る
- 乱暴な言葉、人を傷つけるような言葉を言う
- 実家、友人との付き合いをやめさせる
- 電話、メール、手紙の内容をチエックする
- 無視をする
- 仕事をやめさせる
- 大切にしている物を勝手に捨てたり、壊す
- 手を挙げて殴るふりをする
- 生活費を渡さない
- 子供に危害を加えると脅す
- 子供との触れ合いをさせないように取り上げる
- 命令口調で物を言う
この様な行為が暴力と認定されるのではないでしょうか?
暴力を振るう人は一体何を考えているのでしょうか?
一体なぜこのようなひどいことを相手にするのでしょうか?
暴力を振るう側の心理として、「自分がされる事(嫌な事)に対しては敏感に察知は出来るけど、自分が相手にする事(嫌な事)に対してはとても鈍感」だと思うのです。
常に自分が正しい、自分がすることは相手も同調するべきと思い、自己中心的に行動し、その自己中心なところは全く気が付かないまま、他の人には厳しく接します。
相手の立場になって物を考えることが出来ないので、自分の態度がどれだけ相手を傷つけているのだろうか?という事に考えが及ばないのです!
相手を攻撃しても、自分は悪いことをしている意識は全くなく、自分は人に優しくしなくても当たり前に自分は人に優しさを求めてくるので、非常に不公平な関係が成立してしまうのです。
DVが発生する主な原因
「夫が妻に少々の暴力を振るうのは、ある程度は仕方がない」「妻は夫に従うべき」といった考えが未だに、当たり前のようになっているからでしょう。女性は結婚を機に専業主婦やパート勤務になれば、夫の方が収入は多くなります。男性と女性の格差が出てしまいます。男性女性も対等なパートナーとして様々な分野に進出していくことが出来るように、女性に対しての暴力はどのような理由があってもダメなのです。
よく、妻が浮気をした。妻にうそをつかれた。妻に他の女性との不倫を疑われた。
妻が内緒で借金をしていた。このように暴力を振るうのも、理由があるという主張をしますが、いかなる理由があっても暴力を振るうことはいけません。別の方法でなんとか解決に向かいましょう。暴力を振るっても、良いことなんて一つもないですし、何もなりません。
精神的な暴力は身体的な暴力と比べると軽いと見ている方がいますが、暴力は暴力なのです。辛く苦しんでいることは全く同じなのです。
精神的な暴力は、PTSD(外傷性ストレス障害)に至るなど、傷害とみなされるほどの精神障害になると、刑法上の傷害罪として処罰もあります。甘く考えていてはダメです。
なので、自分がされて嫌なことは人にもしないという事は、誰でもわかっている事ですが、これが日常となると意外と難しいのかも知れません。
小さなことを含めると数多くあり、人に対しての物の言い方やニュアンスによって悪気はなくても、自分の意に反してしまう場合もありこれは難しいですよね。
暴力を振るう側の人も、自分がされて嫌なことは人にもしないという心を大切にして、お互いを思いやる優しさを忘れないことがDV問題を解決する道に繋がっていくのです!
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