親からの愛情が足りないとモラハラになるの？
こんにちは！
今回のテーマは、親の愛情がない家庭環境だったらモラハラになるのか？を見ていきたいと思います。
近年、注目されてきているモラハラ（モラルハラスメント）ですが、モラハラは親からの愛情不足だと言われています。
幼少期に親の愛情を受けて育つか、どうか？はその後の人格形成に影響は出てくると思います。でもただ、親の愛情不足と言っても一概に何をもって、愛情不足なのでしょう？
親の愛情＝ただ優しいだけでは不十分ですよね！
子供の欲しいものをただ買ってあげるでもいけないし、何にも買ってあげないのもダメ。子供のやることにいちいち口を出すのもダメ。
言えることは、大人になったときに人の心の痛みが分からないと、言葉の暴力やDVをしてしまいがちになってしまいます。
では人の心の痛みが分かる子供に育てるには、どうしたら良いのでしょうか？
これは親の資質が問われていくと思うのです。親が思いやりがあって心根の優しく、ただ優しいだけではない厳しくとも優しい心があると、子供もそういう人の心の痛みが分かる資質が育っていくと思います。なので、子供の子育てばかりに気を使っていても親がだらしなく、心がねじれている本質では良い子は育たないのです。
溺愛されて育った場合も危ないです。一見して、自分は親の愛情を受けて育ってきた！
そんな男性・・・過度に愛情におぼれている状態が当たり前だと、とにかくワガママになります。溺愛された男性の特徴を挙げてみました。
主な特徴
- 自分は何でも出来ると信じている
- 自分は特別で偉い、立派と主張する
- この社会を変えてやる
- 俺はカリスマだ
つい笑ってしまいますが、親から刷り込まれてしまった根拠のない自信を持って、人よりも優れていると思っているのは確かです。
この特徴は大げさでしょう！と思っている方もいると思いますが、モラハラ男性はこのような考えが心の底に常にあるといっていいと思います。
逆に幼少期に虐待経験がある場合も、モラハラをすることは当然だと認識してしまうことになります。何か辛い事、嫌な事があったら暴力を振るっていいんだ！暴力に頼っていいんだ！という考えを心に植え付けてしまうのです。
「だって自分もされていたから。自分の両親は嫌な事や辛い事があると、いつも自分に暴力を振るっていたから。だから自分もそういうときはちょっと暴力を振るってみようかな？」それが当然、当たり前と思うようになるのです。
モラハラが起こる要因は一通りではないという事です。
いくら親がDVをしていても子供がそっくりDVを真似する必要はないわけで、親のしている事がすべて正しいと思い込む資質も問題でしょう。自分は幼少期、辛い経験をしたから将来は温かな家庭を築こう！愛する人を幸せにしよう！が本筋ですよね。
モラハラをする人は基本は話し合いの場を設けて解決をしようとは思いません。話し合いではなく、するとしたら裁判という方法を取ります。この場合の裁判とは、モラハラをする人の側の一方的な味方を集めて、こういう事をしていると相手を非難して、一方的に集中攻撃をする裁判の事です。はっきり言って裁判とは言えません。ただ辛いだけの時間なのです。
モラハラをする人は身体的なDVを他人にはしません。でも言葉のDVは抵抗なく出来てしまうのです。相手を制圧するのに、暴力という手段を使った方が手っ取り早く、威圧出来るからです。
モラハラは環境が変わるタイミングでも起こります。
結婚、妊娠、出産をきっかけにモラハラが発生しやすくなります。理由は女性の「身動き」に制限がかかるためでしょう。特に妊娠、出産は女性側も身体の変化や体調により、思うように動けない状態になったら、特に妊娠、出産すると、モラハラ男性は相手を自分の所有物とみなします。もう自分のそばから離れないと確信すると、精神の支配が始まります。「自分は優位だ、ストレスも発散できる相手を確保できた！」という優越感が、モラハラDVという言動に表れます。
モラハラ被害は辛いと思います。毎日顔を合わせる相手であればどうしたらいいのかと分からない場合もありますよね！出来ることは、モラハラをする人の言いなりにはならない事です。難しいかも知れませんが、これは大事です。言いなりにならない＝支配することが出来ないになるからです。モラハラは支配することが出来ない相手には、モラハラはしませんので、出来る限り抵抗をしてください。「出て行け！」「死ね！」等の暴言を吐かれる覚悟で行う必要もあるでしょう！
これらが無理なようなら、相手から距離を置いて下さい、離婚覚悟で。
そのままではより深く傷を負いかねませんので、あなたの心の傷が深くならないうちに対処してください。
DV、モラハラ問題のご相談を受け付けています。
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