DV被害者の心の灯!
こんにちは!
しばらく更新はしていませんでしたが元気に過ごしていました。
このブログを始めた目的は、DV被害者の方に少しでも早く、今の自分の置かれている状況を理解して、DV環境から抜け出すことが出来るように、手助けが出来ればいい!
自分の記事がいろんな方の目に留まって、もう一度DVとは?モラハラとは?家族の在り方とは?自分にとっての幸せとは?など考えるきっかけになればいい!
そんな思いもあって始めたのです。
DV被害者の方(モラハラ被害者)は孤立に追い込まれてしまう方がいます。
私もそうでした。
誰にもDVの事を話せない。家庭内ではとんでもない事を夫や家族からされていること自体恥ずかしい事と思い、知られてはならないと必死に隠していました。素直に自己表現が出来ずに却って自分を追い込んでいました。
なのでみんなそれをいいことにしたい放題でした。
とても深く傷つきどうしたらいいのか呆然とし、人と目を合わせることも出来なくなり、気力も失くし、笑顔も消えていました。
全てに絶望さえしていました。
自分を責めてもいました。私が至らないところがあったから、みんなに受け入れてもらえなかったのでは?責めて責めて、自分は絶対に地獄に落ちるだろう!と思い込んでいました。
でも様々な紆余曲折があり裁判も経験して、離婚が成立しました。
仕事や育児をし、もちろん心の傷も抱えていました。
辛かったでしたね。
次第に当時の家族の言動や、私に対して言い放った暴言の数々、暴力行為、元義母の様子からどうやら自己愛性パーソナル障害ではないか?など自分の置かれていた状態を少しずつですが、客観的に分析も出来るようになってきました。
当時の私にはDVやモラハラの情報も少なく、毎日無事に過ごせる保証などなく、恐怖におびえた生活で心の余裕なんてありませんでした。
離婚=良かったは結果であって、そこに至る不安や迷いもありました。
「離婚せずに済む方法はないだろうか?」
「私がもっと我慢したほうがいいのでは?」
「子供に父親と母親は必要なのでは?」
「いつか暴力をやめてくれるのでは?」
悩んで悩んで悩み続けていました。
でも私はDV被害者なんだ!悪いのは私ではなかったんだ!と思えるようになり、自責の念から少しずつ解放されました。今はもう過去を振り返り、「自分が悪かったのではない!」と心の傷にもきちんと向き合えるようになりました。
もちろんこれは私個人のケースです。人はみんな違うのです。物の感じ方、捉え方や受け取り方も人の数だけあります。
あなたが望む生き方もあり、あなただけの生き方もあるのです。
今は暗いトンネルの中にいても、生きていれば必ず光の出口に出られます。
人生の分岐点に思い悩み、右の道、左の道と分かれています。
右の道を選び進んでいっても、この選択が間違いだったとは思わないで下さい。今はたくさんの情報やアドバイスを得られたとしても、一番悩み、苦しんだのはあなたです。
自分の選択を信じてあげて下さい。
以前の私は仕事をバリバリこなして認められたい!成果を出したい!とも思っていました。当たり前ですが、生きていくにはお金は必要です。でも大切な事の順位はお金を得ることが一番ではありません。
今は自分も家族も健康で、おいしく物が食べれて、穏やかに過ごす普通の生活が私の幸せです。人間関係での煩わしいストレスから解放され、好きな事ができる、将来に向けての勉強もできる。読みたい本も読める。なんてことのない毎日ですが穏やかに家族仲良く過ごせることが何よりなのです。
私のブログを通してDVやモラハラとはどういう行為なのかや、被害に遭っているならどのような対策を取ったらいいのか?など詳しく記事にしています。
もちろんDV被害者の方に「絶対にこうしたらいい!」と迫ってもいないので、どのような行動や対策を取るのかは本人の判断になります。
DV被害の心の傷はとても深刻だと思います。
実際私もとても辛い経験をしました。
心の傷から血が流れています。いつまでもその血は止まりません。長い期間を経て傷がかさぶたになるまではとてつもない苦しみです。
私は家族や仲間の助けもあり、心の傷はかさぶたとなり「思い出しても大丈夫!」ぐらいにまで回復しました。安心と安全な生活を送れるという絶対的な環境も必要なのです。
そして心の傷は私を成長させる助けにもなったようです。
人として深みが出てきましたね。後は家庭的で気さくで話しかけやすい雰囲気の持ち主とも言われます。
私の抱えていた心の傷やDV被害からの回復などは私自身でしか分かりません。自分のDV被害を記事にするのは私にしか出来ない事だと認識しています。
でも毎日そればかりに向き合っているのではありません。
私は生きているだけで価値があり、こうありたいという自分の姿に目を向けるようにしています。
辛い時は辛いと助けを求めて下さい。
進んではまた戻ったりを繰り返すかも知れません。でも回復の一歩を踏み出していけば、望む自分になれるのです。
DV、モラハラ問題のご相談を受け付けています。
まずはお気軽にあなたのお悩みをお聞かせください。